自宅にいながら、様々な料理を食べられる「Uber Eats（ウーバーイーツ）」。その中に、「二度と頼まない」と酷評されるとんかつ店を発見。実際に注文してみると…。
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■とんかつ専門店を発見
コロナ禍で身近になったフードデリバリーサービス「Uber Eats」。アプリを開くと、和食・洋食・中華と様々なジャンルの料理が並び、メニュー写真を見るだけで食欲をそそられる。
ただ、中には写真と実物に差がある”写真詐欺”の店舗も…。今回、記者が見つけたとんかつ店もネット上でその疑惑が浮上している。
件のお店は、デリバリーで複数の店舗を持つとんかつ専門店。メニュー写真にはややピンク色で鮮やかな肉が並んでいる。
どれも2,000円前後で少々お値段は張るものの、このクオリティーのとんかつが味わえるなら嬉しい。評価も星5点中4.5と高めだ。
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■「写真と違う」という声も…
ネットで口コミを調べると、評価する声もあるのだが、「写真と大いに相違してる」「この価格でこの味はあり得ない」「二度と頼まない」など厳しい声も見受けられる。メニュー写真通りのとんかつが届けば、ここまで酷評されないと思うのだが…。
これは実際に頼んでみる必要がある。どのメニューも魅力的で迷ったが、特に見た目がきれいで惹かれた「やわらかヒレカツ＆牛たんメンチかつ弁当」（2,440円）を注文。オーダーから約40分、届いた品を見て驚くのであった…。
■おや？ 写真と違うところが…
蓋を開けると、大きいヒレカツ2枚とメンチカツがぎっしり入っており、ボリューム満点。ただ、ヒレカツがメニュー写真のようなピンクがかった色ではなく、しっかり火が入っている。
配達されるまで40分かかったことで中まで熱が浸透したのだろうか…。気を取り直して、ヒレカツを食べる。
味は悪くないものの、筋が多く、噛んでも噛んでも口の中に残ってしまう…。色合いもあって、柔らかい食感を想像していたのでギャップを感じる。
ヒレ肉は加熱の具合で柔らかさが大幅に変わってくるため、調理してから食べるまでに時間のかかる宅配には不向きなのかもしれない。絶妙な揚げあがりのメニュー写真だったため、ここまで差があるとガッカリするのは当然だろう。
■全体的な感想は…
少々ガッカリしつつ、牛タンメンチカツを頬張る。こちらは時間が経っているのにサクサクで、中からジューシーな肉汁が飛び出してきた。
牛タンを使っているためか、変にギトギトしておらず、後味はさっぱり。メンチカツは美味しかったが、肝心のカツには少々不満が残った。
2,000円以上払っていることを考えると、もう少し質の高いものが食べたいところ。肉を柔らかくするなど、何かしらの工夫が必要だと思う。
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