
禁断の恋か、ただの快楽か――。不謹慎だからこそ燃え上がってしまう不倫。しかし高年収ではない男性が妻に秘密でその費用をどうしているのか。そこで、専門家による女性心理の解説、1か月1万円以内で収めるドケチ不倫の実態を取材した。
◆1万円不倫男が女性の心を捉える手口
禁断の関係だからこそ、熱しやすく冷めやすいのが不倫。一方で、何年も1万円不倫を持続させるカップルも存在する。
これまで1万人以上に恋愛相談や不倫取材を行ってきた恋愛セラピストで作家の麻未知花氏は、「恋愛にハマる女性の心理バロメーターにはいくつかのパターンがあり、その型を踏襲することで、1万円不倫でも長続きすることがある」と話す。
「例えば、出会って間もない時期に低予算のデートを重ねていると女性側も男性の懐具合を察します。そこでテンションが上がることはないですし、お金目当ての女性はその段階で去っていきます(笑)。
でも、そんなローテンション期に夜景の見える場所に行くなど『非日常感のあるデート』を投入されると、女性の心持ちも一気に“爆上げ”されていくようです」
◆でも冷めやすい?
しかし急激に高揚した女性の恋心は、意外にも冷めやすいとか。
「そこでよく1万円不倫男が繰り出すのが、毎日送っていたLINEを少しだけ控えるなど、女性を『おあずけ』状態にすること。適度な距離を取り、飢餓感を煽る、『アメと鞭』作戦。
ケーキなど小さな手土産で『アメ』を小出しにされると女性側も悪い気はせず、気づいたらハマっていくケースも多いですね」
◆最初から全力投球しません
ベッドでも、自分をよく見せようと、あの手この手で最初から躍起になる必要もない。
「1万円不倫男は、最初から全力投球しません。自信のあるテクを小出しにすることで、次第に心を掴まれる女性も少なくないようです。
また女性側も既婚なら、家庭の愚痴や子育ての悩みを聞いてあげるなど、女性の気持ちに寄り添うことのできる男性が結果的に不倫関係を長続きさせています」
カネはなくともかい性があって、話を聞いてくれる――。そんな男性に女性は1万円以上の価値を見いだすのかもしれない。
取材・文/週刊SPA!編集部

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