2月10日より配信のTVer完全オリジナル番組「最強の時間割 ~若者に本気で伝えたい授業~」に、MBSTBS系情熱大陸」をはじめとする数々のドキュメンタリーやバラエティ番組や「Nintendo Switch」のCMなどに携わってきたナレーター界の大御所・窪田等が講師として登場する。また、生徒役として、元乃木坂46メンバーの新内眞衣が参加する。

【写真】名作詩の朗読に挑戦する元乃木坂46・新内眞衣

■「最強の時間割 ~若者に本気で伝えたい授業~」

民放公式テレビ配信サービス・TVer初の完全オリジナル番組「最強の時間割 ~若者に本気で伝えたい授業~」は2022年12月よりスタート。本番組では、さまざまなジャンルのトップランナーが特別授業を実施し、ラランドサーヤとニシダ、ゲストが参加する。今後様々な出来事に向き合う人に、知っておいて良かったと思える「考え方のヒント」を毎週金曜日に配信中。

■「情熱大陸」を担当するナレーターが「言葉の伝え方」を伝授

今回配信されるLesson10では、ナレーター人生49年・ナレーター界のトップランナーである窪田等が、実際の「情熱大陸」で使われたナレーション原稿を教材にし、窪田流「言葉の伝え方」を伝授。

自身もラジオパーソナリティーとして活動する新内は、手書きでびっしりと暗号のようなしるしが書き込まれた原稿用紙を見て、「この記号は?」「この数字の意味は?」と窪田を質問攻めにする場面も。

さらに、ラランドサーヤや新内らが、名作詩の朗読に挑戦。サーヤ、新内が「鳥肌が立った…」「心に入ってくる…」と絶賛する窪田の「映像に魔法をかけるナレーションの極意」に迫る。

■元乃木坂46新内眞衣 コメント

――収録を終えての感想を聞かせてください。

新内:すごく楽しかったです。私たちは普段、ナレーターさんの声を、出来上がったものを通して聞いているじゃないですか。でも今回番組に参加する事で、ブースの中で作業するナレーターさんの生ナレーションを見ることができたんです。感動しました。(窪田の)ナレーションがハマった時に「気持ちいいー!」って思わず声も出ちゃったくらいです。これがプロフェッショナルなんだって思って、すごく勉強になりました。

――今回の収録で声が人に与える印象って大きいなと改めて思いましたが、新内さんはどんな感想を持ちましたか。

新内:非常に大きいです。窪田さんのナレーションの声はいろんな番組で聞くことができて、本当に皆さんの生活にも浸透している声、馴染みのある声だと思うんです。世の中に自分の声が浸透するってすごいことだし、それまでにたくさんの経験をされているんだろうなって思いました。

――新内さんは、ナレーションのお仕事はされたことはありますか?

新内:ナレーションのお仕事は一度だけ挑戦させてもらったことがあるんですけど、秒数に追われて焦ってしまったのを覚えています。収録の中でも窪田さんは「慣れだ」っておっしゃっていましたが、いざやってみると難しいんですよね。自分の色をちゃんと持っている方の声は聞いていて心地がいいんですけど、あの域にいくまでは大変だろうなって。いろんな要求をされる中、自分の引き出しも増やしていかないとできないお仕事だなと思いました 。

――アイドル活動をする方にとっても、声は重要な要素だと思いますか?

新内:そうですね。実は、私はアイドルとしては声が低い方だったので、最初は自分の声はあまり好きじゃなかったんです。でも、ラジオを始めてから「まいちゅんの声は癒される」とか言っていただけるようになって、だんだん自分の声が好きになりました。聴いてる人から好きと言われるなんてそんな嬉しいことはないので、これからもこの声を大事にしていきたいです。

――今回はナレーションの講義でしたが、新内さんが個人的に受けてみたいと考えるような授業のテーマはありますか。また新内さんにとってカッコいい大人とは?

新内:マナー講座を受けてみたいです。マナーを当たり前のようにスマートにこなせる人は、やっぱりカッコいいなと思います。例えば和食の時に小皿ではなく、懐紙を使う場面があるとして、自分だったら知識があったとしても、どうやって使うんだろうって戸惑ってしまうと思います。ですので、実践的な意味からもマナーは一度しっかりと習ってみたいなって思います 。最近31歳になったんですが、いつまでも無知というわけにはいかないので、所作の美しい大人になりたいです。

――今回の番組をどういう人に見てもらいたいですか?

新内:声を使ったコミュニケーションは私たちにとって欠かせないものだと思います。声色とかもその日の体調によって違うもの。声に着目するという面を考えれば、世代を問わず、いろんな方に見て欲しいです。

新内眞衣らが「情熱大陸」などを担当するナレーター界の大御所・窪田等から「言葉の伝え方」を学ぶ/(C)TVer