角川アスキー総合研究所(本社:東京都文京区、代表取締役社長:加瀬典子)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)主催のシンポジウム『AI NEXT FORUM 2023 -ビジネスとAI最新技術が出会う、新たなイノベーションが芽生える-』の全出展内容が決定したことをおしらせします。
 本シンポジウムは角川アスキー総合研究所が運営事務局を務め、2023年2月16日、17日の二日間に渡り、東京都港区ベルサール御成門タワーで開催します。

現在さまざまなAI技術が研究開発され、日々新しい技術が公開されています。しかしAI技術の社会実装は未だ遅れているのが現状です。本シンポジウムでは“AI最新技術のビジネスマッチング”をテーマに、実機や説明パネルの展示による対面形式での解説に加え、各種講演や研究成果発表などを行います。

多様なAI技術研究テーマの展示・解説
最大44件のAI技術研究テーマについて、多様な最新AI技術を実機や資料で展示しながら、それぞれの担当研究者が来場者に対面形式で解説します。実際に来場者が体験できる展示も数多く出展し、「膀胱内視鏡診断支援システム」や、人とAIが協調して成長する「英会話能力判定システム」、距型姿勢計測機器を用いたトレーニング支援用スマホアプリ、空気圧人工筋を用いたリハビリ支援機器など、いま注目を集めるAI最新技術への理解をより深めることができます。

各種講演、トークセッション
最新の研究事情をどうアウトリーチしていけばビジネスでの活用が進むのか、AI技術の社会実装について議論します。講演やトークセッションは、現地参加が難しい方々に向けたオンライン配信も予定しています。

■概要
日時:2023年2月16日(木)、17日(金) 10時00分~17時00分
場所:ベルサール御成門タワー「4Fホール」
105-0011 東京都港区芝公園1-1-1 住友不動産御成門タワー4F
都営三田線 御成門駅 A3b出口直結、都営大江戸線浅草線 大門駅 A6出口徒歩6分、
JR浜松町駅 北口徒歩10分、東京モノレール 浜松町駅 北口徒歩11分

参加:無料(事前登録制) ※事前登録ページURL:https://202302ainextforum.peatix.com
主催:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
後援:経済産業省、一般社団法人人工知能学会、一般社団法人ディープラーニング協会、人工知能研究開発ネットワーク(AI Japan R&D Network)
運営委託先:株式会社角川アスキー総合研究所


■講演・セッション
DAY1: 2023年2月16日(木)

10:00 - 10:05 主催者ご挨拶
・西村 知泰氏(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 理事)

10:05 - 10:15 来賓ご挨拶
・高田 和幸氏(経済産業省 産業技術環境局 研究開発課 産業技術プロジェクト推進室長)

10:15 - 11:00 基調講演-最新のAI技術開発をどのようにアウトリーチ・実装していくか
・辻井 潤一氏 (国立研究開発法人産業技術総合研究所フェロー 人工知能研究センター センター長)

11:00 - 12:05 トークセッション1 - 最新のAI研究内容のアウトリーチ手法について
・内田 まほろ氏 (一般財団法人JR東日本文化創造財団 高輪ゲートウェイシティ(仮) 文化創造棟準備室長)
・松原 仁氏 (東京大学次世代知能科学研究センター 教授)
・森山和道氏 (サイエンスライター)

12:05 - 12:50 トークセッション2 – NEDO各プロジェクトのPMが語る、今回のAI研究成果の発表について
・新 淳氏(次世代人工知能・ロボットの中核となるインテグレート技術開発 プロジェクトマネージャー)
・加藤 宏明氏 (人工知能技術適用によるスマート社会の実現 プロジェクトマネージャー)
・芝田 兆史氏(人と共に進化する次世代人工知能に関する技術開発事業 プロジェクトマネージャー)
・外村 雅治氏(人工知能活用による革新的リモート技術開発 プロジェクトマネージャー)

13:45 - 16:30 研究成果発表(展示ブース番号と登壇者)
A-1<最新のAI技術>
-実世界に埋め込まれる人間中心の人工知能技術の研究開発(ワールドモデルに基づく人・ロボットの共進化フレームワーク)
ブース8:稲邑 哲也氏(国立情報学研究所 情報学プリンシプル研究系・准教授)

-実世界に埋め込まれる人間中心の人工知能技術の研究開発(人と共に進化するAIにおける視覚的説明と言語的説明技術の基盤開発)
ブース9:藤吉 弘亘氏(中部大学 工学部ロボット理工学科・教授)、杉浦 孔明(慶應義塾大学工学部 教授)

-実世界に埋め込まれる人間中心の人工知能技術の研究開発(状況を考慮してデータを解釈し情報伝達する人工知能基盤技術の開発)
ブース11:高村 大也氏(産業技術総合研究所 人工知能研究センター・研究チーム長)

-実世界に埋め込まれる人間中心の人工知能技術の研究開発(汎用学習済みモデル構築および利活用に関する基盤技術の開発)
ブース10:野里 博和氏(産業技術総合研究所 人工知能研究センター・研究チーム長)

B-1<教育・文化>
-学習者の自己説明とAIの説明生成の共進化による教育学習支援環境EXAITの研究開発
ブース4:高見 享佑氏(京都大学 学術情報メディアセンター 特定研究員)

-人と共に成長するオンライン語学学習支援AIシステムの開発
ブース3:松山 洋一氏(早稲田大学 主任研究員(研究院 准教授))

-インタラクティブなストーリー型コンテンツ創作支援基盤の開発
ブース5:栗原 聡氏(慶應義塾大学工学部・教授)

-人と共に進化するAIオンライン教育プラットフォームの開発
ブース6:美馬 秀樹氏(九州大学 教育改革推進本部・特任教授)

-人とAIの協調を進化させるセマンティックオーサリング基盤の開発
ブース7:橋田 浩一氏(理化学研究所 革新知能統合研究センター社会における人工知能研究グループ分散型ビッグデータチームチームリーダー)

A-2<生産性向上・高効率化>
-AIとオペレータの『意味』を介したコミュニケーションによる結晶成長技術開発
ブース18:宇治原 徹氏(東海国立大学機構 名古屋大学 未来材料・システム研究所 教授)

-データコラボレーション解析による生産性向上を目指した次世代人工知能技術の研究開発
ブース19:櫻井 鉄也氏(筑波大学人工知能科学センター センター長

-新薬開発を効率化・加速する製剤処方設計 AI の開発
ブース29:奥野 恭史氏(京都大学 大学院医学研究科・教授)

-AI技術をプラットフォームとする競争力ある次世代生産システムの設計・運用基盤の構築
ブース20:太田 順氏(東京大学 大学院工学系研究科・教授)

-曲面形成の生産現場を革新するAI線状加熱による板曲げ作業支援・自動化システムの研究開発
ブース21:柴原 正和氏(大阪公立大学 工学研究科海洋システム工学分野)

-サイボーグAIに関する研究開発
ブース17:石井 信氏(株式会社 国際電気通信基礎技術研究所 脳情報解析研究所 所長)

-熟練者暗黙知の顕在化・伝承を支援する人協調AI基盤技術開発
ブース22:椹木 哲夫氏(京都大学 工学研究科・教授)


B-2<社会インフラ
-安全・安心の移動のための三次元マップ等の構築
ブース39:小島 功氏(産業技術総合研究所 情報・人間工学領域シニアマネージャ)

-判断根拠を言語化する人工知能の研究開発
ブース40:武田 一哉氏(東海国立大学機構 名古屋大学 大学院情報学研究科 教授)

-サイバー・フィジカル研究拠点間連携による革新的ドローンAI技術の研究開発
ブース2:土屋 武司氏(東京大学大学院 工学系研究科航空宇宙工学専攻・教授)

-人工知能を活用した交通信号制御の高度化に関する研究開発
ブース41:大口 敬氏(東京大学 生産技術研究所 人間・社会系部門 教授)

-人工知能技術を用いた便利・快適で効率的なオンデマンド乗合型交通の実現
ブース42:野田 五十樹氏(北海道大学 大学院 情報科学研究院 教授)


DAY2: 2023年2月17日(金)
10:00~10:45 基調講演 - 研究開発とビジネス・社会実装の間のギャップをどう埋めるのか
・高橋隆史氏(株式会社ブレインパッド 代表取締役社長 執行役員CEO)

10:45~12:00 トークセッション3 - 国内企業における最新AI技術実装事情
・トークセッション3 - 国内企業における最新AI技術実装事情
・関沢 太郎氏(中外製薬株式会社デジタル戦略推進部企画Gグループマネジャー)
・中林 紀彦氏(ヤマト運輸株式会社 執行役員(輸配送データ活用推進担当))
・馬渕 邦美氏(PwCコンサルティング合同会社 パートナー)
・岡田 隆太朗氏(一般社団法人日本ディープラーニング協会 理事 )

12:15~15:45 研究成果発表
A-3<医療・ヘルスケア・身体性>
-人工知能による脳卒中予防システムの開発・実用化
ブース34:藤村 宗一郎氏(東京慈恵会医科大学 先端医療情報技術研究部)

-健康長寿を楽しむスマートソサエティ・主体性のあるスキルアップを促進するAIスマートコーチング技術の開発
ブース33:栗田 雄一氏(広島大学 大学院先進理工系科学研究科・教授)

-極薄ハプティックMEMSによる双方向リモート触覚伝達AIシステムの開発
ブース30:竹井 裕介氏(産業技術総合研究所 センシングシステム研究センター ハイブリッドセンシングデバイス研究チーム チーム長)

-Contact Reality の実現による遠隔触診システム開発
ブース31:下田 真吾氏(理化学研究所 ユニットリーダー)

-遠隔リハビリのための多感覚XR-AI 技術基盤構築と保健指導との互恵ケア連携
ブース35:蔵田 武志氏(産業技術総合研究所 人間拡張研究センター・副研究センター長


B-3<最新のAI技術>
-機械学習システムの品質評価指標・測定テストベッドの研究開発
ブース12:大岩 寛氏(産業技術総合研究所 デジタルアーキテクチャ研究センター・副研究センター長

-AI技術導入の加速とスパイラルアップ技術に関する研究開発
ブース13:本村 陽一氏(産業技術総合研究所 人工知能研究センター・首席研究員)

-自動機械学習による人工知能技術の導入加速に関する研究開発
ブース14:大西 正輝氏(産業技術総合研究所 人工知能研究センター 社会知能研究チーム・研究チーム長)


A-4<医療・ヘルスケア・身体性>
-進化的機械知能に基づくXAIの基盤技術と産業応用基盤の開発
ブース36:長尾 智晴氏(横浜国立大学 環境情報研究院・教授・YNU人工知能研究拠点長)

-モジュール型モデルによる深層学習のホワイトボックス化
ブース37:鈴木 賢治氏(東京工業大学 科学技術創成研究院 教授)

-AIとVRを活用した分子ロボット共創環境の研究開発
ブース32:小長谷 明彦氏(株式会社分子ロボット総合研究所 代表取締役)

-人工知能支援による分子標的薬創出プラットフォームの研究開発
ブース38:梅津 光央氏(東北大学 大学院工学研究科・教授)


B-4<ものづくり/生産性向上>
-AIによる植物工場等バリューチェーン効率化システムの研究開発
ブース23:宇佐美 由久氏(株式会社ファームシップ 研究開発部門 取締役)

-農作物におけるスマートフードチェーンの研究開
ブース28:松岡 竜大氏(産業技術総合研究所 研究支援アドバイザー)

-熟練者観点に基づき、設計リスク評価業務における判断支援を行う人工知能適用技術の開発
ブース24:西田 公祐氏(SOLIZE株式会社 SOLIZEイノベーション事業部 シニアマネージャー)

-レーザ加工の知能化による製品への応用開発期間の半減と、不良品を出さないものづくりの実現
ブース25:森 清和氏(神奈川県産業技術総合研究所 情報・生産技術部 特任研究員)

-モデル化難物体の操作知識抽出に基づく柔軟物製品の生産工程改善
ブース26:山崎 公俊氏(信州大学 教授)

-最適な加工システムを構築するサイバーカットシステムを搭載した次世代研削盤の研究開発
ブース27:板津 武志氏(株式会社ナガセインテグレックス 常務取締役製造副本部長


A-5<社会インフラ
-AI活用によるプラント保全におけるガス漏洩の発見と特定の迅速化、並びに検出可能ガスの対象拡大
ブース43:都築 斉一氏(コニカミノルタ株式会社 画像IoTソリューション事業部 ソリューション営業部 第2グループ ビジネスデベロップメントマネジャー)

-AI・XR活用による空のアバターを実現する『革新的ドローンリモート技術』の研究開発
ブース44:土屋 武司氏(東京大学大学院 工学系研究科航空宇宙工学専攻・教授)


B-5<ロボット>
-ロボット技術と人工知能を活用した地方中小建設現場の土砂運搬の自動化に関する研究開発
ブース15:大野 和則氏(東北大学 未来科学技術共同研究センター・特任教授)

-機械学習による生産支援ロボットの現場導入期間削減と多能化
ブース16:中村 陽一郎氏(芝浦機械株式会社 R&Dセンター研究開発部 エキスパート

-オンサイト・ティーチングに基づく認識動作AIの簡易導入システム
ブース1:岡田 慧氏(東京大学 大学院情報理工学系研究科・教授)

15:45~17:00 クロージングセッション -AIの社会実装を推進する政策について
・高田 和幸氏(経済産業省 産業技術環境局 研究開発課 産業技術プロジェクト推進室長)
・根本 朋生氏(内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局 参事官)
・内元 清貴氏(国立研究開発法人情報通信研究機構 ユニバーサルコミュニケーション研究所 研究所長)
・西田 亮三氏(国立研究開発法人理化学研究所 革新知能統合研究センター 副センター長)
・村川 正宏氏(国立研究開発法人産業技術総合研究所 人工知能研究センター 副研究センター長)・古川 善規氏(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 ロボット・AI部


※上記の内容は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。
※出展する研究テーマや、講演、セッションについての詳細は、以下登録ページをご参照ください

事前登録ページ:https://202302ainextforum.peatix.com


株式会社角川アスキー総合研究所について
角川アスキー総合研究所は、メディア運営やコンテンツ制作で培った知見を活かし、調査、コンサルティング、マーケティング、ビジネスソリューション、出版、教育支援など幅広く事業を展開しています。コンテンツ力、メディア力、リサーチ力を総合的に活用し、お客様の課題解決に取り組みます。

公式サイト:https://www.lab-kadokawa.com/

配信元企業:株式会社角川アスキー総合研究所

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ