選手キャリアが中断しているマンチェスター・ユナイテッドの元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッドは今季就任の指揮官と初めて会話をしたようだ。

グリーンウッドは昨年1月に性的暴行や殺害脅迫などの容疑で逮捕され、現在に至るまでユナイテッドの活動に一切参加していない。有罪判決に確たる証拠がないとして、つい先日に起訴が取り下げられたものの、チームメイトの多くは復帰に否定的とも伝えられる。

エリク・テン・ハグ監督は昨夏に就任したため、それ以前からチームを離れているグリーンウッドを指導したことはなかったが、イギリス『サン』によると、両者はこの度、電話越しに初めてコミュニケーションをとったとのことだ。

テン・ハグ監督は「現在の心境は？ 身体のコンディションは？」などとグリーンウッドに尋ね、「ひとまずは起訴が取り下げられてホッとしている」という旨も伝えたという。

依然としてグリーンウッドのチーム復帰が認められているわけではなく、ユナイテッドの女子チームが同選手を拒絶しているほか、幹部やスタッフの間でも意見が分かれているとされている。

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