男女の出会いに関するイベントの総合サイト「e-venz(イベンツ)」を運営するノマドマーケティング(東京都渋谷区)が、既婚者1000人を対象に、夫婦げんかに関するアンケートを実施。その結果を公表しました。

「何となく」でけんかするケースも

 調査は、2022年12月26日、全国の30歳から59歳の男女計1000人(男性501人、女性499人)を対象に、ネット上で実施。

 まず、夫婦げんかをすることがあるかを男女別に聞きました。男性は「はい」が63%、「いいえ」が37%、女性は「はい」が59%、「いいえ」が41%でした。男女共に、約6割が夫婦げんかをすると回答しています。年代別で比較すると、男性は40代70%、50代62%、30代47%、女性は40代60%、50代59%、30代56%の順に多い結果となりました。

 続いて、夫婦げんかをすると回答した人に、夫婦げんかをしたときに互いに無視するか聞きました。「はい」と回答した人を年代別で比較したところ、男性は30代57%、50代53%、40代49%、女性は40代60%、50代59%、30代47%の順に多い結果となりました。

 無視する期間を聞いたところ、男女共に「1日」(男性:36%、女性:34%)が最多で、「3日以内」(男性:31%、女性:30%)、「1週間以内」(男性:18%、女性:16%)と続きました。無視する期間が長引くほど互いに気まずくなるので、早めに仲直りする必要がありそうです。

 では、なぜ夫婦げんかに発展してしまうのでしょうか。夫婦げんかをすると回答した人に原因を聞きました。

 男性は、「些細(ささい)なこと・なんとなく」(69票)が最も多く、「価値観の違い」(47票)、「家事・片付け」(31票)と続きました。一方、女性の最多は「お金の使い方」(39票)で、同率で「些細なこと・なんとなく」(38票)、「価値観の違い」(38票)と続いています。男女ともに「価値観の違い」をきっかけに夫婦げんかに発展することが多いのが分かります

 最後に、夫婦げんかをしたときの仲直り方法を聞きました。男女共に「時間を置く・自然と仲直り」(男性:34.9%、女性:33.7%)が最も多く、「自分から謝る・お互いに謝る」(男性:22.0%、女性:15.0%)などが続きました。

 具体的な取り組みとして、「キスする」(愛知県/男性/41歳)、「家事を一緒にやる」(鹿児島県/男性/54歳)、「プレゼントを渡して外食」(宮城県/男性/58歳)、「朝ごはんを一緒に食べる」(福岡県/女性/37歳)、「こちらの要求をのませる」(東京都/女性/44歳)、「言いたいことを言い尽くす」(神奈川県/女性/52歳)などの回答が集まりました。

オトナンサー編集部

夫婦げんかに発展する原因は?