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“元祖カリスマ主婦”として有名なマーサ・スチュワート(81)が、ラッパーのスヌープ・ドッグをモチーフにしたタトゥーを腕に刻んだ様子を披露した。公開した画像は、今年のスーパーボウルで流される米ブランド「スケッチャーズ」のCMの一部だ。巨大なタトゥーが施されたマーサの姿に、フォロワーから「本物なの?」「今日はエイプリルフール?」と驚く声が殺到してしまった。

1976年に米国でケータリング事業を開始し、料理本など出版した本が次々とベストセラーになったマーサ・スチュワート。作家やファッションモデル、ライフスタイル・コーディネーターとして活動するほか、自身のブランドを展開するなど多岐にわたる分野で活躍している。

これまでにテレビでも冠番組をいくつか持っており、2016年から2020年まではラッパーのスヌープ・ドッグ(51)と共演した料理番組『Martha & Snoop’s Potluck Dinner Party』が放送された。

そんなマーサが、友人であるスヌープの顔をモチーフにしたタトゥーを上腕に彫った姿を披露したのだ。

動画は米フットウェアブランドスケッチャーズ(Skechers)」が、現地時間12日に開催する「第57回スーパーボウル」に先駆けて公開したものだ。30秒の映像はイベントで流されるコマーシャルで、マーサがどんな姿勢でも手を使わずに履けるというブランドのスニーカー“ハンズフリー・スリップインズ”について説明している。

マーサはタトゥースタジオの椅子に横たわり、施術を受けながら「座ってる? 大丈夫よ」と話している。そして靴にスッと足を入れる姿が映ると、マーサが「触る必要もないのよ」と語る音声が流れる。

動画でマーサの腕に施術を行っているのは、ニューヨークを拠点とするタトゥーアーティスト、スコット・キャンベル氏だ。彼はこれまでに俳優ロバート・ダウニーJr.オーランド・ブルームミュージシャンのコートニー・ラブファッションデザイナーのマーク・ジェイコブスらの施術を担当している。

マーサの片方の上腕に施されたのは、スヌープをモチーフにした大きなタトゥーだ。サングラスをかけたスヌープの顔の下には“My Dogg(私のドッグ)”と文字が入っている。

マーサは10日、タトゥーを施した場面の画像を自身のInstagramに公開し「私のドッグ! スコット・キャンベル、素晴らしいタトゥーに感謝します。大好きなスヌープ・ドッグと、永遠にインクで繋がりました」と記した。

同日にはキャンベル氏も自身のInstagramで同じ画像を共有し「レジェンドに、レジェンドタトゥーを入れることができた。マーサとスヌープ、ありがとう。僕はこれで引退できるよ」とジョークを交えたメッセージを添えた。

しかしフォロワーは、マーサがタトゥーを入れたことが信じられないようで「これって本物なの?」「今日はエイプリルフールだっけ?」「このニュースはフェイクじゃないの? 教えてよマーサ」「リアルじゃなくて、スーパーボウルのプロモーションだよね」と疑問の声が殺到したのだ。

マーサやキャンベル氏は、このタトゥーが本物か否かについては明かしていない。

スヌープは2008年にマーサの番組『The Martha Stewart Show』に出演したことをきっかけに、オンラインで連絡を取り合いながら友情関係を築いた。そして2016年には共同で料理番組を持つようになったのだ。

マーサはスヌープが2018年に出版した料理本『From Crook To Cook』の紹介文で「私達の関係はコニャック・マッシュポテトとグリーン・ブラウニーを作るという、食べ物とのつながりから生まれました」と記しており、「キッチンでスヌープと一緒に仕事をすることは、私にとって驚くべき経験でした。彼は私に新しい専門用語や文化的な参考文献を教えてくれただけでなく、彼独自の調理技術やレシピで私を驚かせてくれたのです」と称賛の言葉を述べていた。

一方のスヌープは「スケッチャーズ」とのコラボを展開しており、スーパーボウルではスヌープをフィーチャーした同ブランドのコマーシャル映像も放映することが発表されている。

画像2~4枚目は『Martha And Snoop 2020年2月12日付Instagram「This Ain’t The Holiday For Doin’ It Alone!」』『Martha Stewart 2023年2月10日付Instagram「My Dogg!」』『SKECHERS 2023年2月9日付Instagram「Lookin’ fly as can be…」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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