「ホイチョイ・ムービー3部作一挙放送」と題し、映画『私をスキーに連れてって』『彼女が水着にきがえたら』『波の数だけ抱きしめて』が2月15日(水)よりBS松竹東急にて、放送されることがわかった。

1980年代から1990年代にかけ、クリエイター集団「ホイチョイ・プロダクションズ」が原作を担当した映画が次々と公開され、バブル時代に一世風靡した。BS松竹東急では、2月15日(水)に原田知世・三上博史共演『私をスキーに連れてって』(1987年)、2月16日(木)に原田知世織田裕二共演『彼女が水着にきがえたら』(1989年)、2月17日(金)に中山美穂・織田裕二共演『波の数だけ抱きしめて』(1991年)を放送する。

『私をスキーに連れてって』 (C)1987 フジテレビ 小学館

『私をスキーに連れてって』 (C)1987 フジテレビ 小学館

『波の数だけ抱きしめて』 (C)1991 フジテレビ 小学館

『波の数だけ抱きしめて』 (C)1991 フジテレビ 小学館

また、放送にあたり、“バブリー芸人”平野ノラが見どころやバブル時代の魅力までを語ったインタビューも到着している。

 

平野ノラ「 目に映る大人や世の中は 映画と同じでカッコ良く きらびやかでした 」

平野ノラ

平野ノラ

――バブル時代に一世を風靡した3部作ですが、見どころはどこでしょうか。

3つの映画で描かれる恋愛は、どれももどかしさやみずみずしさがあって、ピュアで甘酸っぱく、何回もバーン!っとされてもキュンとなる。それに、ユーミンサザンの名曲! あの時にしか出せない空気感と世界観は全てがみどころ! 小道具の細部まで楽しんでほしいです。

――今回の放送で、初めてご覧になる若い視聴者に向けた見どころもお願いします!

映画が公開された時代はスマホがなく、男女のすれ違いがドラマを作り、全てが……エモい! まさにエモの元祖です! 改めて当時のトレンドや音楽を再発見して楽しんでほしいです! そして今年の夏は「波の数だけ抱きしめて」ってささやいちゃえ!

――恋、仕事、友情、アクティビティ、旬の曲と、3作品とも青春の要素が散りばめられた映画です。平野さんは当時、どのような青春をおくっていましたか?

私は学生でバレーボールをしていて刈り上げ! だからソバージュに憧れてスカートを頭に被って髪をかきあげたり、高校時代は好きな子を呼び出して、駅の反対側でお互いに待っていてすれ違ったりと、一生懸命に生きていた愛おしい時代ですね。

――主要キャストの原田知世さん、三上博史さん、織田裕二さん、中山美穂さんたちは、今も第一線で輝き続けていますが、その理由はどこにあると思いますか。

私が逆に教えていただきたいです(笑)。間違いなく良い年の重ね方をされていらっしゃいますし、変わらない圧倒的な存在感をお持ちだからではないでしょうか!

――バブル期の日本は活気に満ちあふれていました。当時の雰囲気を3つの映画から強く感じることが出来ますが、平野さんがいま改めて思う、バブル時代の魅力を教えてください。

当時、土地転がしをしていた父はとても楽しそうにバリバリ働き、一方で豪快にイケイケに遊んでもいました。アッシーがいた近所のお姉さんなど、私の目に映る大人や世の中は、映画と同じでカッコ良くきらびやかでしたね!

『彼女が水着にきがえたら』