肉、魚、野菜、麺──。カレー粉はどんな食材も美味しくさせる万能調味料だ。ただ、最後まで使い切れず、意外と余ってしまいがち。

この度、そんな悩みを解決する画期的アイテムが爆誕して…。

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■意外に珍しい使い切りタイプ

6日、「赤缶カレー粉」でおなじみのエスビー食品が創業100周年を記念し、新商品を発売した。「S&B赤缶カレーパウダールウ中辛」(368円)と「カレー粉スティック」(200円)の2つだ。

カレー粉

前者は伝統の「赤缶カレー粉」の新商品だが、後者は少々珍しい。こちらの商品は、小さじ一杯分のカレー粉が包装されたスティックタイプなのだ。

これまで、スーパーに並ぶカレー粉は瓶や缶に入ったものがほとんどで、使い切りタイプをお目にかかる機会はなかった。これなら、炒めものや和えものにほんの少しカレー風味を足したい時や肉や魚の下味など、様々なシーンに対応できる。


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■ネット上では歓喜の声が続出

「カレー粉スティック」は発売されるやいなや、ネットでも話題に。「缶だと使い忘れや購入したのがいつかわからず処分することがあった」「ありそうでなかった。これはありがたい」「一人暮らしだとカレー粉余ってたけど、これなら使い切れる」「ちょっと味が物足りない時に後からかけても美味しそう」など、歓喜の声が続出している。

カレー粉は肉や魚、野菜とどんな食材にも合うが、毎日使う調味料でないこともあり、余りがちだ。一人暮らしをしている人の中には、カレー粉を買ったはいいものの、最後まで使い切れなかったという人もいるのでは。

そんな「カレー粉使い切れない問題」を解決するアイテムだと言える。


■実際に料理を作ってみた

このスティック一本でどんな料理ができるのだろうか。実際に「カレー粉スティック」を購入して試してみることに。

カレー粉

箱を開けると、中にはスティックが5本入っている。小さじ一杯分とあって、ほんの少しカレー風味を出したい時に最適だ。

カレー粉スティック

くしくも、エスビー食品公式ホームページで「カレー粉スティック」を使ったレシピが紹介されていたので、今回はその中の一つである「チキンソテー」を作った。材料は鶏肉、塩、こしょう、薄力粉、カレー粉スティック1本とシンプルだ。


■1スティックでも十分な濃さ

まずは、塩・こしょうを鶏肉に振り、薄力粉とカレー粉をまぶす。カレー粉は、大ぶりの鶏もも肉8個にしっかり馴染む量になっている。

カレー粉

缶や瓶だとかける時にドバっと入れすぎてしまうことがあるが、あらかじめ小分けされていればその心配もない。料理初心者も安心して使えそうだ。

カレー粉

後は、サラダ油を引いて中に火が通るまで焼いて完成だ。食べてみると、外側だけでなく、中までしっかりカレーの味が染み渡っていて驚いた。

カレー粉

記者は濃いめの味付けが好みだが、1スティックでも十分しっかりした味で美味しい。辛さは抑えられていて、食べやすい。

今回のように下味を付ける時はもちろん、最後の仕上げにかける際も微調整できるので、辛いものが苦手な子供にもおすすめだ。カレー粉スティックは一家に一箱あっても困らないかもしれない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

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