藤間爽子

俳優・藤間爽子(ふじまさわこ)が、趣里主演の連続テレビ小説ブギウギ』(NHK)に、主人公・花田鈴子の一番の親友・タイ子役で出演することが決定した。


■日本舞踊家としても活躍

藤間は、2017年連続テレビ小説ひよっこ』でデビュー。主な出演作にTBS系日曜劇場枠『マイファミリー』、木曜劇場『silent』(フジテレビ系)などがある。日本舞踊家としても活躍しており、紫派藤間流三代目家元・藤間紫の名も持つ。

そんな藤間が、連続テレビ小説では『ひよっこ』、『ちむどんどん』に続いて3作目の出演となる今作で演じるタイ子は、大阪・福島の芸者の娘で鈴子とは同じ小学校という役柄。転校してきた鈴子に最初に話しかけ、それ以来、一番の仲良しとなる。


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■「必ずこの作品に携わりたい」

連続テレビ小説3作目の出演となる藤間からコメントが。

藤間:鈴子の幼馴染で親友のタイ子役で出演させていただくことになりました。オーディションを受けたときからビビッと根拠もない自信があり「必ずこの作品に携わりたい!」と願っていたので、出演が決まったときは本当にうれしかったです。


タイ子は鈴子とは正反対で引っ込み思案な性格ですが、じつはとても芯の通った強い女性。また、家庭環境が少し複雑という背景もあります。戦後を生き抜いてきた逞しい女性たちの姿を、力強く描いていきたいです。どうぞ楽しみにいてください。


■「日本舞踊のシーンにも期待」

制作統括・福岡利武氏からのコメントは下記の通り。

福岡氏:個性豊かな方々を新たに迎えることができ、さらにウキウキ・ワクワクしています。鈴子の幼なじみタイ子の藤間爽子さんは、おとなしい中にある芯の強さを表現していただけると思いお声かけしました。芸者の娘の役として、日本舞踊のシーンにも期待しています。


■物語のあらすじ

舞台は大正の終わりごろ、大阪の下町の小さな銭湯。看板娘の花田鈴子は、歌って踊るのが大好きな天真爛漫な女の子だ。小学校を卒業した鈴子は「歌と踊りでみんなを笑顔にしたい」と思うようになり、道頓堀に新しくできた歌劇団に入団。

必死に稽古にはげんだ鈴子はメキメキと成長、抜群の歌唱力で頭角を現す。昭和13年に上京を果たすと、そこで人気作曲家と出会い、大きく運命が変わるのだった。鈴子は、作曲家の指導を受け、スウィングの女王と呼ばれ人気歌手になっていく。

しかし、戦争が始まると鈴子が置かれた状況は一変する。鈴子の歌っていた歌は「敵性音楽」となり、鈴子の舞台での歌や踊りが厳しく制限されてしまうのだ。さらに、鈴子の弟は出征。また、ちょうどその頃、鈴子の母も病気で亡くなってしまい…。

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(文/Sirabee 編集部・ホンマみつる

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