レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が、ラ・リーガ通算10得点目を記録し、日本人史上2人目の快挙を達成した。13日、データサイト『OPTA』が伝えている。

 久保建英は13日に行われたラ・リーガ第21節エスパニョール戦に先発出場すると、23分に左足のボレーシュートを突き刺して先制点を挙げた。1点を加えて迎えた63分には、久保のクロスがオウンゴールを誘発し、3点目に。その後はエスパニョールの反撃に遭い、1点差にまで詰め寄られたが、3-2で勝利。2得点に絡む活躍を見せた久保は、2試合連続でマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に輝いている。

 久保は同試合でのゴールにより、ラ・リーガ通算10得点に到達。6シーズンに渡ってエイバルとベティス、アラベスで活躍し、通算16得点を記録したMF乾貴士に次いで、日本人史上2人目の快挙を達成した。

 かつては、日本人の成功が困難と言われ続けたラ・リーガの舞台で、堂々たるプレーを見せている久保。シーズン半ばにして、早くもキャリア最多タイとなる4ゴールを記録した同選手はこの先どこまで、スペインの地での歩みを続けるのだろうか。

久保建英が日本人2人目となるラ・リーガ通算10得点を記録 [写真]=ムツ カワモリ