駅名は上所・所島・南高校前の3案から選ばれます。

昨年にJRと市で基本協定が締結

新潟市は2023年の予算案を発表。その中で、JR越後線の新潟~白山間に新設予定の新駅について、5億9420万円を計上し、「駅舎整備などを推進」するとしています。

仮称「上所駅」とされているこの新駅、新潟駅からは1.5km、白山駅からは1.6kmとほぼ中間地点で、越後線信濃川をわたる手前、新潟南高校付近に位置します。

新駅設置については昨年2月に、市とJR東日本で基本協定を締結。2025年春の開業をめざすとしています。都市交通政策課によると、現在は駅の詳細設計をまとめている段階で、2023年度は施工協定の締結に至り、7月から駅舎工事を進めていく計画だとしています。

駅の正式名称は5月ごろに決定される予定で、以下の3案から選ばれるとしています。
●上所(かみところ):所在地であり、校区名としても浸透している地名。
●所島(ところじま):かつての地名で、信濃川河口の中州が由来。現在は上所と下所島に分かれているため、統合地名としての意味もある。
●南高校前:近隣の学校から。

駅構造は地平の2面2線相対式ホーム。既存の地下道を再整備して駅の自由通路とする予定で、別途駅前広場も整備予定です。

JR越後線の電車(画像:写真AC)。