猫が大好きで、複数の猫を子供時代から飼っている女性は、ある日偶然、仕事先で1匹の猫と出会った。猫はまっすぐ女性に向かってきて足元にすり寄ってきた。
猫のことが気になった女性は、休憩時間にまだ猫がいるかどうかを探しに行くと、猫のほうから女性に近づいてきた。
猫を保護し、病院に連れていくとマイクロチップが入っていなかった。飼い主を探してみたものの見つからず、そこで女性はこの猫を自宅で飼うことにした。
その数日後、飼っていた猫の1匹が余命わずかという宣告を受けた。予期せぬ猫との出会いは、どうやら必然的なお導きだったようだ。
飼い猫が自分の後釜として、この猫と導き合わせてくれたと女性は信じているようだ。
1月21日、アメリカ・ノースカロライナ州バルズに住むエイベリー・ロジャースさんは、ショッピングセンターの駐車場の一角で、家族経営のフードトラックでホットドッグを焼いていた。
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その時、駐車場から食べ物のにおいに誘われたのか、1匹の猫が近づいてきた。
ロジャースさんは猫が大好きで子供の頃から、そして今も猫を飼っている。だから猫が近寄ってきた時も大歓迎で出迎えた。
休憩時間になると、ロジャースさんは猫がまだ近くにいるかどうか探すため、フードトラックを離れて駐車場に探しに行くことに。
すると、猫のほうから、ロジャースさんのいるところへ近寄ってきた。
ロジャースさんは、猫は空腹なのかもしれないと、売り物であるソーセージと水を与えると、猫はあっという間にたいらげた。
その後、猫はロジャースさんが働くフードトラックの周りでずっとくつろいでいた。仕事が終わって、ロジャースさんは自分から猫に近寄ってみた。猫は全く逃げる様子はない。
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猫の友好的な態度を見たロジャースさんは、猫は誰かに捨てられたのかなと思った。
猫をいったん保護し、病院へ
猫は1匹でそこにいて、毛並みもきれいで、健康そうに見えました。とてもかわいい猫でした。
そこでロジャースさんは、夫に猫のキャリアを家から持ってきてもらい、猫を保護するために一旦家に連れて帰ることにした。
猫は、ロジャースさんのフードトラックで人気のあるホットドッグメニュー「ブルーティック・ハウンド」から取って、ブルーと名付けられた。
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飼い主を探そうとするも見つからず、自分で飼うことに
翌日、ロジャースさんはブルーを動物病院に連れて行って、診察を受けさせた。
推定年齢1歳と診断されたブルーは、健康状態もよく特に問題はなかったが、マイクロチップの有無を確認したところ、埋め込まれていなかった。
ロジャースさんは、その後猫を発見した場所にポスターを貼った。
もしかしたら、ブルーは放し飼いの猫で、飼い主が探している可能性もあるかもしれないと思ったからだ。
だが、結局誰も名乗り出てこなかったため、ブルーは正式にロジャースさんの猫になった。
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余命わずかの猫がブルーとの出会いを導いてくれた?
偶然ブルーを発見し、家に連れ帰ったことは、ロジャースさんにとって予期せぬものだったが、そのタイミングはわずか数日後に大きな意味を持つものとなった。
実は、ブルーを連れて帰った数日後に、ロジャースさんが子供の時から飼ってきた猫の 1 匹、ベントレーが、余命 1 ~ 2 日と診断されたのだ。
ロジャースさんはショックが大きかったが、ブルーが慰めの源になったという。
ブルーが目の前に現れて、悲しみに打ちひしがれる私たちの大きな癒しになってくれました。
猫に選ばれるのは私の夢だったので、それが叶った気分です。
ブルーは膝の上に乗ってくるのが大好きで、とてもかわいらしいです。
もしかしたら、ベントレーが虹の橋を渡る前に、ブルーをロジャースさんの元へと導いてくれたのかもしれない。
今、ロジャースさんの家には、ブルー以外にバギーラ、ベア、ブレイク、ベンリーという先住の猫たちがいる。
ブルーは猫たちと知り合ってまだ間もないが、この先きっとブルーが仲間たちにうまく馴染んでくれることをロジャースさんは信じている。
References:Cat Walks Up To Woman In Parking Lot And Begs To Go Home With Her/ written by Scarlet / edited by parumo
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