食事の前と後の「いただきます」と「ごちそうさま」。人と食事する時は必ず言うよう心がけている人でも、1人だと何も言わないこともあるはず。1人の時も食事のあいさつを欠かさない人、1人の時は黙って食べる人、それぞれの意見を社会人男女500人に聞きました。

■あなたは一人で食事をする時も「いただきます」「ごちそうさまでした」のあいさつをしますか?
・はい 247人(49.4%)
・いいえ 253人(50.6%)

「1人の時は食事の挨拶をしない」派が少し上まわるものの、ほぼ半分に分かれる結果になりました。
では、それぞれの意見を見てみましょう。

■「一人では言わない」派の意見
・「誰も聞いていないと、まあいいかと思ってしまう」(女性/30歳/医薬品・化粧品)
・「一人で挨拶をしているのを聞かれるのは、恥ずかしい」 (男性/32歳/運輸・倉庫)
・「独り言みたいになって寂しくなるから」(女性/31歳/金融・証券)
・「相手あっての挨拶なので」(男性/32歳/情報・IT)
・「「一人で言うのは抵抗があるので、心の中で言うようにしている」(女性/31歳/医薬品・化粧品)

挨拶をしない派では、「ひとりなのに言葉にするのは恥ずかしい」「口には出さないけど心の中で挨拶している」などの意見が多いです。
言いたい気持ちはあっても、実際には周りの目が気になってしまいますもんね。

■「一人でも言う」派の意見
・「習慣で。言わないと変な感じだし、自然に言っている」(女性/26歳/小売店)
・「食材に対して感謝をこめて」 (男性/26歳/学校・教育関連)
・「黙って食べるのは寂しい」 (男性/31歳/学校・教育関連)
・「誰かに言うものではなく、食事に対する礼儀だと思っている」 (女性/27歳/ソフトウェア)
・「言葉に出した方が感謝の気持ちが宿る気がする」 (女性/27歳/生保・損保)

挨拶をする派の人は、「昔からの習慣」「食事に対する礼儀」などの意見が多く見られました。特に意識して口に出しているわけではなく、日頃言っている言葉だから自然に出てくるということでしょうか。


食事は私たちが生きる上で必要なこと。毎日のこととはいえ、美味しい食事ができることに感謝することはとても大切です。
食事の際、あいさつを口にする人もしない人も、「いただきます」も「ごちそうさま」の意味を改めて考え、日々の食事を大切にしていきたいものですね。

文●ロックスター 

調査時期:2014年8月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人500人(インターネットログイン式アンケート)


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