毎週月曜日の深夜にTBSラジオ系列で放送されている人気番組が「伊集院光深夜の馬鹿力」です。1995年の放送開始以来、約20年にわたって続いています。

テレビと違う顔が見られる

テレビに出てくる伊集院光は、自分を卑下したデブネタ、もしくは幅広い知識を持つインテリキャラという印象が強いです。

しかしラジオの伊集院光はテレビとは違った顔を見せます。かつては、テレビ番組や芸能人に対する毒舌を展開していました。伊集院光自身、テレビのキャラを「白伊集院」、ラジオのキャラを「黒伊集院」と呼ぶほどです。

トラウマトークも魅力

さらに、自身の幼少期から青春期にかけてのさまざまな葛藤を赤裸々に話すことも魅力です。それは、モテないエピソードであったり、ひきこもりだった高校時代の話であったり、死んでしまった友人の話であったりと、さまざまです。

20年も続けていると同じ話が出てくることもありますが、その都度違ったアレンジが施されているので楽しめます。

かつては、リスナーから青春のトラウマ体験を募る「自ギャグの詩」「思い出セピアエロ話」といったコーナーもありました。青春ネタは、現在でも「いつまでもたえることなく友達でいようコーナー」として続いています。

生放送へのこだわり

さらに「深夜の馬鹿力」は生放送にこだわっていることも魅力です。ラジオというのはリスナーとの距離の近さが魅力ですので、やはり生放送に醍醐味があるのです。

工場の夜景