お笑いタレント東野幸治(55)が7年ぶりに、南海キャンディーズ山里亮太(45)がパーソナリティを務めるラジオ番組『水曜JUNK 山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)にゲスト出演した。2011年より年1回のペースで続いてきたお笑いライブ「東野幸治VS山里亮太」や、2022年1月にスタートした東野のYouTubeチャンネル『東野vs』で山里は初回ゲストであり最多出演するなど、2人の結びつきは非常に強い。そんな東野はこの4月から始まる情報番組『DayDay.』(日本テレビ系)のMCに抜擢された山里に、さらなる高みを目指してもらいたいと期待しているようだ。

NHKを早期退職する武田真一アナウンサー(55)と共に、今春から日本テレビの朝の顔となる山里亮太。同じ時間帯で放送されている『ラヴィット!』(TBS系)のMCである麒麟・川島明(44)とは、番組の方向性は違うとはいえ視聴率においてライバルになるのは間違いない。

東野幸治は5年後、山里と川島が大きな番組のMCを巡って熾烈な戦いを繰り広げるのではないか―と見ている。まず天王山となるのが番組改編期・特別番組『オールスター感謝祭』(TBS系)で、島田紳助さんの芸能界引退により2012年春から正式に今田耕司(56)が2代目MCを務めているが、そろそろ次の者にバトンタッチをしても良い時期に入る。「これ、行かんとすぐ川島くんに取られるから」と東野は言うが、「いや、完全に川島さんになるでしょう」と山里はあっさり自分ではないと否定した。『ラヴィット!』がこのまま3年4年と放送が続けば、『オールスター感謝祭』の総合司会に川島が就いても不思議ではないからだ。だが『オールスター感謝祭』の総合司会を川島に渡してしまうと、その勢いで『NHK紅白歌合戦』の司会までも彼が手にすることは十分に考えられるため、山里にはぜひそれを阻止してもらいたいという。『DayDay.』で結果を出すことで、さらに大きなタレントになれると東野は発破をかける。

島田紳助さんはかつて、山里をこう批評したという。彼をピッチャーに例え「(山里は)ロッカールームから“今日はフォークを投げよう、カーブを投げよう”って決めている」。続けて「一流のピッチャーというのはカーブ投げようと思ってても、投げる瞬間にバッターとの間合いで“これはカーブを待ってるな”と思ったら、球を離す瞬間にストレートに変える」のだと諭されたそうである。特に『DayDay.』のような生放送では、スタジオの空気やコメンテーターとのやり取りに即した対応をしなければ、視聴者は山里のコメントに違和感を覚えるだろう。『ラヴィット!』は放送開始から3か月は「面白くない」などと袋叩きに遭い、大変辛い時期だったと後に川島明は語っている山里亮太の『DayDay.』も最初は厳しい意見も寄せられるだろうが、それを乗り越えて固定ファンをがっちり掴んで欲しいものである。
(TechinsightJapan編集部 みやび

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