2月22日放送の「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 陣取り合戦」(テレビ東京系)で、とんでもないことが起きるようだ。番組の公式サイトで予告動画が公開され、「番組史上初の大事件」と告知。視聴者の興味をアオりにアオっているのである。

 かねてより同番組の予告は「ここまで必要か」と思えるほどアオる傾向があったが、「番組史上初」となれば、さすがに気になって仕方がない。さっそく「大事件」が何かと、予想合戦が始まった。

 さまざまな「アクシデント」が予想されたが、答えは早くもひとつに絞られつつある。その大事件は「どちらかのチームが制限時間内にゴールできない」ではないかというのだ。

 太川陽介が登場する別のテレ東バス旅シリーズ「バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅」の第12弾で、村井美樹率いる鉄道チームが時間内にゴールできなかったこともある。今回の「陣取り合戦」で、これが初めて起こるのではないかというのだ。

 その理由を、テレビ誌記者が解説する。

「『陣取り合戦』では、これまでスタート地点とゴールは別の地域でした。そしてゴールに向かいながら、市町村ごとに決められた名所・名物を堪能して、取った『陣』の数を競ったのですが、今回はスタートとゴールが同じ高崎市内になっている。高崎を出発して陣取りをし、また高崎に戻ってこないといけないわけですが、どこまで足を延ばしていいのか、判断が難しい」

 もうひとつ、今回加わった「新ルール」も、大事件が起きる要因に挙げられている。それは「群馬県内の『村』を陣取りすると2ポイント」となる「村ボーナス」。ただ、陣取りができるのは2日目の朝8時以降、という制約がある。

「このルールによって、こんな結果が予想できます。2日目の朝、劣勢のチームが一発逆転を狙って、村の陣取りに向かいます。成功して2ポイントを稼いだものの、村はバスの本数が少なく、制限時間までに高崎に戻れなかった…。そんなミスをしそうなのは太川と河合郁人のどちらなのか。『バス旅のプロ』を名乗る太川ですが、最近は凡ミスが目立つので、もしかすると…」(前出・テレビ誌記者)

 予告動画に陣を数えるシーンがないのも「やはり…」と思わせるポイント。いずれにせよ、衝撃の結末が訪れることは間違いなさそうだ。

アサ芸プラス