トッテナムアシスタントコーチであるクリスティアン・ステッリーニ氏が選手たちのパフォーマンスを称えた。クラブ公式サイトが伝えている。

トッテナムは19日に行われたプレミアリーグ第24節でウェストハムをホームに迎えての一戦。前半は拮抗した展開が続いたが、試合を折り返して56分にウェールズ代表DFベン・デイビスのラストパスを受けたブラジル代表DFエメルソン・ロイヤルが先制ゴールを奪った。72分にはイングランド代表FWハリー・ケインのパスから抜け出した韓国代表FWソン・フンミンが追加点を奪うと、その後も押し込んで試合を進め、2-0で勝利。公式戦3試合ぶりの白星を掴み、暫定ながらニューカッスルを抜いて4位に浮上した。

ステッリーニ氏は試合後、久々となる勝利の重要性を強調。狙っていたゲームプランを明かした。

「自分たちのパフォーマンスのテンポをもう一度取り戻すことが、本当に重要なことだった。今日、我々にはプランがあり、素晴らしいパフォーマンスを発揮した。前半は積極的に戦いたかった。一方で後半は相手を間延びさせて、スペースに対してアクションをかけた」

「選手たちは、我々がどのような試合をしなければならないかということを尊重してくれた。今回のようなタイプの相手はフィジカルが強いので、後半は自分たちの長所であるスタミナを生かして相手を苦しめたいと考えていた。全てが完璧だったと思う」

「途中からピッチに入った選手たちも良いプレーをして、試合のテンポを作ってくれたので、素晴らしい勝利を手にすることができた」

また、ともにゴールを決めたエメルソンとソン・フンミンについて言及。今季は苦しんでいる印象のあった両選手の活躍を称賛した。

エメルソンは素晴らしいプレーをした。しかし、それは今に始まったことではない。シーズン当初のエメルソンも素晴らしかった。それを忘れてはいけない」

アーセナル戦でのレッドカードの後、彼はいくつかの問題を抱えていた。だが、今彼は戻ってきた。このようなパフォーマンス、安定したプレーを彼にはチームメイトたちと共に見せてほしい」

ソニーをメンバーから外したり、ベンチに置いたりするのは本当に難しい。(イバンン・)ペリシッチも同様だ。しかし、このような試合では100%のコンディションにある選手が必要だ。ワールドカップ後のシーズンというのは、奇妙で困難だ」

「彼は今日ベンチスタートだったが、ピッチに立つと、ベストを尽くしていた。彼は得点で試合を変えることができる。我々はソニーがスタートからプレーできるコンディションになるのを待つ。ソニーを100パーセントの状態に戻すために、来週末まで一週間、彼と共にトレーニングができることをうれしく思う」

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