宇宙戦艦ヤマト銀河鉄道999などの作品で知られる漫画家・松本零士氏が2月13日(月)に85歳で亡くなったことが零時社より明らかにされた。

 松本零士氏は投稿作品『蜜蜂の冒険』が「漫画少年」にて受賞掲載され、16歳で商業誌デビューを飾った漫画家。1957年「少女」掲載の『黒い花びら』で実質的な漫画家デビューを果たし、以後しばらくは少女漫画史を中心に執筆に携わった。

 青年漫画史が誕生し始めたころ、「漫画ゴラク」にてセクサロイドを発表。それ以降は青年漫画誌における執筆が増え、少年・青年漫画のジャンルで長きにわたって活躍してきた。

 1972年『男おいどん』で第3回講談社出版文化賞児童漫画部門賞を受賞。その後も1975年宇宙戦艦ヤマト星雲賞1978年銀河鉄道999『戦場漫画シリーズ』で第23回小学館漫画賞、1990年『V2パンツァー星雲賞を受賞している。

『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999』の漫画家・松本零士氏が死去_001
(画像は零時社公式サイトより)

 このたびの発表によれば、松本零士氏は2月13日(月)に東京都内の病院にて逝去されたとのこと。告別式は近親者のみですでに執り行われており、供花や弔電については後日に開催する“お別れの会”にて受けるとしている。

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