冬と夏でヘアケアは変える?季節にも自分にもぴったりのヘアケアをしよう!
冬と夏でヘアケアは変える?季節にも自分にもぴったりのヘアケアをしよう!

1年を通して同じヘアケアでもいいのかな…と悩んでいる方は少なくないはず。

今回は、寒い季節と暑い季節それぞれのヘアケア方法や、冷たい風が与える髪への影響、自分に合うヘアケア方法の見つけ方をご紹介します!

自分が行ってきたヘアケア方法や知識を再確認して、季節に左右されることなく美髪をキープしましょう。

夏と冬ではヘアケアの方法を変えるべき

夏と冬のヘアケアはそれぞれの季節に合った方法で行いましょう。

髪や頭皮は季節によって変化するので季節に応じたケアが必要です。

スキンケアと同じように、季節に応じた方法で行えば最大限の美しさを引き出せるでしょう。

夏場は特に紫外線対策重視、冬は乾燥対策を念入りに行うことが大切です。

夏のヘアケア

紫外線対策と言えばまずは帽子や日傘を使うことです。

髪や頭皮を傷めずに使える唯一の方法なのでぜひ活用しましょう。

現在の時点でヘアケア用の日焼け止めは、あまり出回っていませんが、もし手に入るのなら使ってみてもいいでしょう。

また紫外線対策として役立つのがホホバオイルです。

バリア機能を高め、外的刺激から髪や頭皮を守ってくれるのでおすすめです。

しかし日焼け止めのようなしっかりとした効果が得られるわけではないので、バリア機能が高まることによる効果に期待しましょう。

冬のヘアケア

乾燥から髪を守るためには、まずはキューティクルの補修をするために、最低週に1回はトリートメントを行いましょう。

もしそれでも足りなければ週2回に増やしてみてください。できれば頭皮ケアもできるものがベストです。

また洗いすぎにも注意してください。

一日に2回シャンプーするのは洗いすぎになり、肌のバリア機能を低下させてしまいます。

また、ホホバオイルのワックス成分は保湿効果を高めるので、ドライヤー前やスタイリングに活用すると、つやつやの髪がよみがえるのでおすすめです。

冷たい風が髪のダメージにも繋がる!

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夏に比べて紫外線の少ない冬は、髪へのダメージが少なくなるイメージがあります。

しかし、涼しい季節の乾燥した冷たい風も髪に悪影響を与えるのです。

冷たい風がダメージにも繋がる理由

「冷たい風」といっても、ドライヤーの冷風機能とは違います。

ドライヤーの冷風機能には、温風で髪の毛をしっかり乾かした後に、冷風でキューティクルを閉じ込めて髪の毛にツヤを出す効果があります。

では、それ以外の冷たい風が髪の毛のダメージに繋がる理由とは何なのでしょうか。

髪の毛のツヤがなくなる可能性有り!

ドライヤーでセットするように、根元から毛先にそって風が当たらないと、キューティクルの向きが不揃いになってしまいます。

風の強い日などに外を歩くと、風にふかれ続けた髪の毛はボサボサになってツヤがなくなったように感じるのは、そういった理由もあるのです。

頭皮のターンオーバーを乱す?

美しい髪の毛を維持するには、健康な頭皮を作ることが重要です。

冷たい風による乾燥は頭皮のターンオーバーを乱します。

男性よりも皮脂が少ない女性は、頭皮が乾燥しやすく髪にも影響を与えてしまいます。

冷たい風から髪を守る方法

まずは髪の毛をしっかりと保護するために、洗い流さないトリートメントを有効に活用しましょう。

風による乾燥には、ベタつかないさらっとしたオイルトリートメントが特におすすめです。

また、髪の長い人であれば、風になびかないように髪の毛をまとめるのもいいでしょう。

そして最も注意していただきたいのが、髪の毛が濡れた状態(湿ったり、半乾き)で冷たい風にあたることです。

湿度が高く髪の毛がいつもよりしっとりする時期は、髪の毛自体が傷んでいるだけでなく頭皮に雑菌がわきやすくなり、かゆみやべたつき、臭いの原因になる恐れもあるので注意が必要です。

自分に合ったヘアケア方法の見つけ方

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いくら季節に合ったケアをしても、自分の髪質に合っているケアでないと効果が少なく感じてしまうかもしれません。

髪質には個人差があるため、それぞれ最適なヘアケア方法が違います。

そこで最後に、自分の髪質に合ったヘアケア方法の見つけ方をご紹介します。

人それぞれ髪質が違う?

髪は一人ひとり髪質が違います。

なぜ髪質に違いが生じるかを説明するために、まず髪がどのように構成されているか説明します。

髪は、表面にある髪の内部を保護する役割を持っている「キューティクル」、内部にある髪を形成する組織「コルテックス」、中心部分の「メデュラ」の3層で構成されています。

髪質は「キューティクル」「コルテックス」によって決まります。

もう少し具体的に言いますと、髪の硬さ、柔らかさはキューティクルの層の厚さと、コルテックスの密度の高さによって決まります。

固い髪質はキューティクルの層が厚く、コルテックスの密度も高いです。

逆に柔らかい髪はキューティクルの層が薄く、コルテックスの密度が薄いです。

そのため、柔らかい髪は外部からのダメージに弱く傷みやすい性質を持っています。

髪質をチェックする方法

自分が柔らかい髪質か硬い髪質かは、指に髪を巻き付ける方法でチェックすることができます。

髪が短い場合は1本だけ抜いて、抜け毛を使ってチェックできます。

髪を人差し指に巻き付けます。その状態から髪を放します。髪が元に戻るのが早い場合は髪質が硬く、遅い場合は髪質が柔らかいです。

硬い髪のヘアケア方法

硬い髪質を柔らかく仕上げるには、アミノ酸系のシャンプーがおススメです。

シャンプー後にしっかりトリートメントすることでゴワつきも改善することができます。

柔らかい髪のヘアケア方法

柔らかい髪は髪にハリとコシが不足しがちになります。そこでノンシリコンシャンプーを使うと良いです。

トリートメントは、重たいタイプよりは軽めの方がふんわりと仕上がり髪質を生かすことができます。

以前は髪が硬かったのに、現在は柔らかくなっている場合は髪の栄養不足が考えられます。

髪の主成分であるアミノ酸が不足すると、髪が栄養不足に陥りますので食生活の改善にも注目してみてください。

自分の髪と相談しつつ冬のヘアケアにシフトチェンジしていきましょう!

四季を通してすべきヘアケア

ただ共通して行ってほしいヘアケアもあります。

まずはシャワーの温度を守ること。

熱すぎるお湯は髪のキューティクルを低下させ、パサつきを招いてしまいます。

自分に合ったシャンプーを使わなければ、髪や頭皮トラブルになってしまうので注意が必要です。

このように、年間通してやった方が良いヘアケアと、季節に合わせたヘアケアで美髪を目指しましょう!

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