若者を中心に人気を集めていたYouTubeグループ「禁断ボーイズ」のメンバーだったモーリーこと森衡平容疑者が、2月13日に売防法違反の疑いで逮捕された。

 かつては、トップYouTuber・ヒカル率いるYouTubeグループ・NextStage(ネクストステージ)のメンバーとしても活躍し、人気を誇っていた禁断ボーイズだが、2017年のVALU騒動で大炎上し、その後グループの人気は失速。2022年3月には、自らを「オワコンボーイズ」と名乗り、グループの再起を図ったものの、人気が盛り返すことはなく、その後解散となってしまった。

 今回の事件を受け、ヒカルは「YouTubeで栄光をつかみとった奴が落ちぶれたらいつか犯罪をおかす。まさに今回。本当にあいつ、バカだなと思って」と、バッサリ。

 この発言から見ても、ヒカルが今後、森衡平容疑者に手を差し伸べることはなさそうだ。

 この事件を受け、YouTuberとして活動していた男性がこう話す。

「僕も、YouTubeがブームとなった頃くらいにYouTuberデビューしたところ、すぐに登録者が増え、ちょっと名前が知られたんです。その後、30万円ほどの企業案件のオファーが来たり、広告収入も右肩上がりだったので、正直楽に稼げるなと思っていました。そんな暮らしに慣れてしまっていたから、再生回数が激減して収入がほぼ0になったときには地獄を見ましたね。今はYouTuberとして活動はしていませんが、もしあの時、自分も道を踏み外していたら…。モーリーと同じ運命を辿っていたかもしれません」

 再びスポットライトが当たることを夢見ていたモーリーこと森衡平容疑者だが、本人にとっては最悪な形で報道され、有名人となってしまったようだ。

(佐藤ちひろ

アサジョ