知る人ぞ知るスペイン人FWルベン・カストロ(41)が偉大な記録を打ち立てた。スペイン『Relevo』が伝えている。

ラ・リーガファンにとってお馴染みの大ベテランストライカー、ルベン・カストロ。20年以上に及ぶ選手キャリアのほぼ全てをスペイン国内で過ごし、ベティスやラス・パルマスなどでゴールを量産してきた。

セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のカルタヘナ時代は元日本代表FW岡崎慎司とも同僚だったが、昨夏にマラガへ移籍。今季のセグンダ26試合で5得点2アシストを記録するなどまだまだ健在だ。

20日に行われた第28節のレアル・サラゴサ戦では2ゴール。これにより、ルベン・カストロラ・リーガとセグンダを合わせて通算285得点とし、歴史上最も多くのゴールを決めたスペイン人選手となった。

ラ・リーガ通算282試合で93得点、セグンダ通算419試合で192得点。これを超える記録は過去に2人しかおらず、それは通算474得点のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、通算311得点のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだ。

また、ラス・パルマス時代の2001年に19歳でプロデビューして以来、スペイン国内で通算23シーズンにわたってプレーし、これは歴代最長記録。さらに、両リーグで通算701試合に出場し、エルチェなどで活躍したニノ氏が保持する歴代最多記録まであと8試合になったとのことだ。

奇しくもプロデビュー戦の対戦相手はマラガだったルベン・カストロ。41歳となった現在、そのマラガで輝きを放っている。

サムネイル画像