ウィリアム皇太子キャサリン皇太子妃が、英ロンドンで開催された英国アカデミー賞(BAFTA)授賞式に“皇太子”夫妻となってから初めて出席した。皇太子妃はこの日、4年前の授賞式でも着用した英ファッションブランド「アレキサンダーマックイーン」の真っ白なドレスの装いでレッドカーペットに登場。その姿を見た王室ファンから「美しい!」「上品で洗練されている」と絶賛の声が集まった。

現地時間19日、ロンドンロイヤルアルバート・ホールで第76回英国アカデミー賞(BAFTA)授賞式が開催された。

ウィリアム皇太子は2010年2月から英国アカデミー賞を主催する英国映画テレビ芸術アカデミーBritish Academy of Film and Television Arts、BAFTA)の会長を務めており、2017年からはキャサリン皇太子妃を伴って式典に出席している

しかし2021年には、祖父である故エディンバラ公フィリップ王配の崩御を受けて出席を辞退。翌2022年はスケジュールの都合により欠席した。そのため今回、夫妻が式典に出席するのは3年ぶりとなった。

当日、夫妻が会場に到着するとキャサリン皇太子妃の美しいドレス姿が大きな注目を浴びた。彼女が纏っていたのは英ファッションブランド「アレキサンダーマックイーン」による純白のギリシャ風ロングドレスだ。

ドレスはワンショルダーの上半身がフィットしたデザインで、ベルトが付いたウエストと裾に向けてふわりと広がるスカートが印象的だ。左肩で結んだリボンが、腰の下まで長く伸びている。

キャサリン皇太子妃は、2019年の同授賞式に出席した際にもこのドレスを着用していた。当時ドレスの肩には花のディテールが施されていたが、ドレープ風の長いリボンに付け替えられていた。

アレンジを加えて新たな印象のシルエットになったドレスを着た皇太子妃は、両腕に黒いオペラグローブをつけ、英ファッションブランド「ジミー・チュウ」による同色のクラッチバッグを合わせていた。隣を歩くウィリアム皇太子は黒いベルベットジャケットに同色のズボンを合わせ、白いシャツに黒い蝶ネクタイを締めて正装していた。このことから皇太子妃は、夫の装いとコーディネートするために黒い小物を選んだとみられている。

また皇太子妃はスペインのファッションブランド「ザラ」による花びらをモチーフにした金色のイヤリングをつけていた。ラインストーンを配した花びらをいくつも連ねてドロップした、華やかなデザインだ。ブランドの公式サイトでは17.99ポンド(約2900円)で販売されていたが、現在は完売している。

皇太子妃の華やかなドレス姿を見た王室ファンは、SNSで「美しい!」「上品で洗練されている」と絶賛する声や「完璧なスタイリング。キャサリンの手袋とウィリアムベルベットのスーツが素敵だわ」と夫妻のコーディネートを称えるコメントも見受けられた。

画像は『The Prince and Princess of Wales 2023年2月20日付Instagram「Congratulations to all of this year’s wonderful and worthy @bafta winners!」』『London Live 2023年2月20日付Twitter「The Prince and Princess of Wales arrived at the Baftas last night.」』『Sky News 2023年2月20日付Twitter「The Prince and Princess of Wales have attended the BAFTA Film Awards for the first time in three years.」』『Bloomberg Quicktake 2019年2月11日付Twitter「Kate Middleton wears Princess Diana’s earrings at #BAFTA」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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