アイドルグループのKing&Princeの岸優太と平野紫耀が嵐・二宮和也の番組から出演シーンを“丸ごとカット”されていたことを2月16日、ニュースサイト「文春オンライン」が報じた。

 記事によると、岸は1月29日放送の「ゴタクを並べてワッハッハ」(日本テレビ系)に出演。ジャニーズ事務所退所について赤裸々に語り、この様子は日テレ系動画配信サービスHuluでも配信された。

 しかし、その1週間前の22日放送の「ニノさん」(日本テレビ系)では異変があったという。地上波では平野が合気道を体験した場面や岸が自宅で料理をする場面が流れたが、Huluの配信では2人の登場シーンは丸ごとカット。ゲストごとの名場面を4分割して表示された際にも平野が映っていた箇所は「権利上の都合で配信できません」というテロップとともに黒塗りにされていたという。一方で、見逃し配信サービスのTVerでは地上波通りに放送されたとか。

 この事態についてキンプリファンの間では疑問が噴出。“圧力”を疑う声までSNS上に挙がったが、ジャニーズ事務所はこれを否定している。

King&Princeについては、2月13日に放送された『CDTV ライブ! ライブ!』(TBS系)のTVer配信でも同様のことが起きています。地上波では歌唱シーンもトーク場面もあったのですが、配信では全カット。ただし、この時はほかのジャニーズグループも全カットされていたので、おそらく肖像権、とりわけ歌唱シーンの管理に厳しい事務所の意向でしょう。『ニノさん』のほうはメンバー個人がHuluにだけ肖像権を主張するとは考えにくいので、こちらはジャニーズ事務所に対してHulu側が“忖度”したのかもしれません」(芸能記者)

 今後も不自然なカットがあるたびに、キンプリファンはモヤモヤさせられそうだ。

(柏原廉)

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