櫻井翔が主演を務めるドラマ「大病院占拠」の第7話が、2月25日に放送される。同作は、全編完全オリジナルの“タイムリミット・バトル・サスペンス”。日本が誇る神奈川県内の総合病院「界星堂病院」が、突如、鬼の面をかぶった武装集団「百鬼夜行」によって占拠され、巻き込まれた一人の捜査官・武蔵三郎(櫻井)が人質を救うため犯人に立ち向かっていく。

【写真】爆弾が仕掛けられた取調室で取り調べをする櫻井翔“武蔵”

■主人公・武蔵に関わる登場人物を演じるのは…

同ドラマでは、武蔵の妻で人質となってしまう心臓外科医の裕子を比嘉愛未が、武蔵と共に武装集団に対峙する神奈川県警本部長・備前を渡部篤郎が、現場で指揮をとる管理官のさくらソニンが演じる。

また、「百鬼夜行」リーダーの青鬼を菊池風磨が務める他、忍成修吾、真飛聖ベッキーら演じる鬼たちがストーリーを盛り上げる。

■青鬼が播磨を解放した目的が明らかに

2月18日放送の第6話では、播磨(津田寛治)が犯した罪を暴くため、ホテルオシマに潜入した武蔵。青鬼(菊池)が指定した時刻までに播磨の罪を暴けなかったにも関わらず、青鬼は播磨を解放した。県警の動きが鬼に筒抜けになっていることから、武蔵は警察内部にも「鬼」がいるはずだと疑う。

一方、界星堂病院では、灰鬼(水橋研二)と桃鬼(浅川梨奈)が裕子の前で面を外して素顔を見せ、鬼となった理由を明かした。そんな中、病院の地下搬入口の開錠に成功したさくらたちは、ついに偵察班を院内に潜入させる。

そして、青鬼が播磨を解放した目的は、カメラの前で武蔵に播磨の取り調べをさせるため。1時間以内に播磨を自供させなければ、取調室が爆発するという衝撃的な結末で幕を閉じた。

■「大病院占拠」第7話あらすじ

第7話は――

武蔵(櫻井翔)は、爆弾が仕掛けられた横浜北署の取調室で、界星堂病院の院長・播磨(津田寛治)を取り調べる。1時間以内に全てを自供しなければ、爆弾が爆発して木っ端みじんになってしまうが、播磨はすっかり恐怖に震えてまともに話ができる状態ではない。ホテルオシマで死亡していた3人の死因を、播磨はなぜ隠ぺいしたのか。

病院では、院内にSISが侵入したことを知った鬼たちが総力を挙げてSISの排除に動き出す。一方、シェルター内の裕子(比嘉愛未)たちは、外部との通信を断たれ不安に襲われる中、モニターに「ある表記」を見つける。

播磨が報復を恐れて一向に口を割らないため、このままではらちが明かないと焦る武蔵は、爆弾解除の方法を考え始める。そんな中、県警本部長の備前(渡部篤郎)が記者会見に向けて動き出す。

そして、籠城を続ける鬼たちを深い悲しみが襲う。さらに、人質内にも「鬼」がいる可能性が浮上する。

――という物語が描かれる。

■予告動画に視聴者混乱「スパイは誰?」「頭が追いつかない」

公式ホームページなどで見ることができる第7話の予告動画には、「刑事としての腕前を見せていただきます」という青鬼の声と共に、タイムリミットに向けてカウントダウンする爆弾が。突然の出来事に、武蔵は「うそだろ…」と戸惑うが、播磨の椅子の下に設置された爆弾の解除に動き出す。

しかし、武蔵の奮闘もむなしく、爆発のタイムリミットまで5分を切る。武蔵は、爆発物処理班と情報分析官の紗季(宮本茉由)に「指示をくれ!」と急かすが、紗季は焦った様子で「コントロールできません!」と告げるなど、緊迫したシーンが繰り広げられる。

また、青鬼が「例の場所が、どこにあるのか分かりました」と鬼たちに告げるシーンも。緑鬼(村上淳)が「どうやって分かったんだ?」と驚く中、青鬼は「あの人のおかげです」とつぶやく。そのやり取りの直後、「鬼のスパイ、判明」というテロップと共に、画面に映し出される裕子の姿。裕子は、どこか怪しさを感じる表情を見せている。

さらに、予告動画は、播磨に「全部吐けー!」と詰め寄る武蔵が、後頭部を何者かに殴られて倒れるという衝撃的なシーンで終わっている。

動画を見た視聴者からは、「ラストの武蔵…うそだろ…」「スパイは誰なんだ!」「頭が追いつかない」「裕子がスパイ…?」「一体鬼は何人いるのよ…」「武蔵の爆弾解除シーン超かっこいい」などの声が上がっている。

「大病院占拠」第7話より/(C)日テレ