FC町田ゼルビアのMF翁長聖が鮮やかな直接FKを沈めた。

開幕戦をベガルタ仙台引き分けた町田は26日、明治安田生命J2リーグ第2節でザスパクサツ群馬とホームで対戦。2-0で勝利を収めた。

38分に下田北斗のFKに池田樹雷人が頭で合わせてチームの今季初ゴールを挙げると、84分には翁長聖が鮮烈な一撃を叩き込む。ボックス左外でFKを獲得すると、クロスの可能性が目される中で意表を突くドライブ性のシュート。見事な一撃をファーサイドへ沈めた。Jリーグ公式SNSも「誰も反応できない!直接FK」とピックアップしている。

セットプレーから2ゴールで町田は2-0で今季初勝利。黒田剛監督にとってもJリーグでの初白星となった。

今季から町田の指揮を執る黒田監督は青森山田高校時代同様、固いチームを作り、セットプレーも強化。初戦でもロングスローから見せ場を作っている。

昨シーズンから町田でプレーする翁長は、もともとロングスローを武器にする選手。相性はばっちりだ。平戸太貴(京都サンガF.C.)というキックの名手がチームを離れた町田だが、新たなセットプレーの名手誕生を予感させる。

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