スタッド・ランスの日本代表MF伊東純也が多くの称賛を集めている。

26日、リーグ・アン第25節のトゥールーズ戦に先発出場した伊東は88分までプレー。トゥールーズのオナイウ阿道は75分から途中出場し日本人対決が実現した。

伊東は、開始4分にラインの裏に飛んだボールに反応すると、トラップで相手DFをかわし、ボックス中央に侵入。GKマクシム・デュペとの一対一を冷静に蹴り込み先制点をマーク。さらに7分にはバイタルエリア中央でボールを受けると、斜めの動きでボックス右に走り込む味方にラストパス。マーシャル・ムネツィがニア上の完璧なコースに強烈なシュートを叩き込み、アシストも記録した。

そして68分には右CKのキッカーを務めると、正確なクロスからユニス・アブデルハミドのダメ押しの3点目を見事に演出。1ゴール2アシストと全3得点に絡んだ。

ゴールシーン以外にもチームのチャンスを演出した伊東だが、後半の53分にも見事なプレー。右サイドでボールを持つと、相手の背後を取ったフォラリン・バログンに丁寧なスルーパスを送った。

ラインぎりぎりのところで追いついたバログンの折り返しに合わせたムネツィのシュートは惜しくもポストに阻まれたが、カーブをかけたグラウンダーのパスは針の穴を通すような精度。実況を務めた中山淳氏も「パターゴルフみたいなパスでしたね」と絶賛だった。

伊東プレーには、ファンも「クロスの精度とパスセンス素晴らしい」、「スピード、キレだけじゃなく、パス、クロス、ドリブルすべてが高次元」、「パスえぐい」、「まじで凄いパス」と続々と称賛。試合を通して見事な活躍だった。

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