明石家さんまが、2月28日に都内で開催された「東京ドームシティ内 新劇場概要発表会見」に出席し、吉本興業ホールディングス株式会社が運営する新劇場の“DM”(Don't Manager)に就任したことを発表。また、新劇場名が「IMM THEATER」であることや、ロゴデザインを法相宗大本山薬師寺の長老・安田暎胤氏に依頼していること、劇場は2024年1月オープン予定であることが明らかになった。

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■新劇場「IMM THEATER」とは

新劇場「IMM THEATER」は、東京ドームシティ内にあり、演劇や演芸等、さまざまなエンターテインメントの制作者やパフォーマーが利用することができる。2024年1月のこけらおとし公演をさんまが行うことも予定されている。座席数はニーズの高い約700席規模で、株式会社東京ドームが建設計画を進めており、開業後の運営は吉本興業ホールディングスのグループ企業である株式会社LIVE FORWARDが担う。

新劇場オープンに立ち会うのはこれが初めてだというさんま。「これで最初で最後だと思います。吉本の劇場でこけらおとしとかはやらせていただいたんですけど、こんなにすごい記者やスタッフの人がいるとは夢にも思わず、5、6人の報道陣の前でしゃべると思ってたので、すごい人が動くとこうなるんだ(笑)」と、規模の大きさや注目度の高さに驚きを隠せない様子。

どんな劇場にしたいかという質問には「笑いあり、音楽あり、夢があり、涙があり…とか言うてますけど、私がやりたいのは、笑い、笑い、笑い、笑い…笑いだけでいいです。涙は一切いりません。そういう劇場にしたいと思っております」と、笑顔の広がる劇場にしたいと明かした。

■劇場名はさんまが命名

また、劇場名の「IMM THEATER」は、さんまが命名したそうで「私の座右の銘であります『生きてるだけで丸儲け』。本当はIDMにしたかったんですけど、所(ジョージ)さんがテレビでIDMジャンパーを作ったんで、こちらはIMMにさせていただきました」と紹介。

ちなみに、“IMM”はそれぞれ思い思いの“IMM”を自由に考えてほしいという意味合いも込められているという。さんまは「思い出とかをこれからこの劇場で作っていただきたいんですけど、そこで自分の人生に当てはめた“IMM”を作っていただければいいかなと。劇場の名付け親は毎日変わるということでいいと思います」と、その思いを明かした。

そして、さんまは自身の肩書きが「DM」であることも発表。Don't Managerという名の通り、役割は「マネジャーじゃないけど、マネジャーのような動きをするだろう…ということだと思います」とのこと。続けて「グラビアアイドルさんやインフルエンサーさんに、私の命令で次長課長の河本(準一)にDMを送らせているんで。その流れもあってDMという響きがいいなっていうのもあります…。マネジャーにはなりたくないって岡本(昭彦)社長に言ったのでDon't Managerということで(笑)」と、どこまで本当か分からないが、肩書きの意味を打ち明けた。

なお、会見には株式会社吉本興業ホールディングス代表取締役社長・岡本氏、株式会社東京ドームの代表取締役会長CEO・北原義一氏も登壇した。

◆取材・文・撮影=ブルータスシーダ(STABLENT LLC)

明石家さんまがIMM THEATERのDMに就任した/※ザテレビジョン撮影