一般社団法人日本昔ばなし協会は、日本中に残された海にまつわる民話を発掘し、その民話のストーリーとその民話に込められた「想い」「警鐘」「教訓」を、親しみやすいアニメーションとして映像化しました。2月20日(月)愛媛県愛南町にて愛南町を舞台に制作したアニメ「大猿島と小猿島」の完成報告ならびに上映会を実施いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施しています。
1.表敬訪問
<イベント概要>


<木原荘二副町長コメント>
この度は、本当に素晴らしい作品を製作していただき誠にありがとうございました。日本財団をはじめ、すべての関係者の皆さまに心より厚くお礼申し上げます。
海は私たち愛南町民にとって、産業や観光分野においてなくてはならない愛南の宝です。今日初めて作品を拝見し、猿の親子の悲哀の中にも命の大切さや海の安全を示唆する教訓とともに、随所に地元の産品も盛り込まれており、大変感動しました。今後はあらゆる場面でこの貴重な作品を活用させていただき、ふるさと自慢の海の重要性をより多くの方々に再認識していただきながら、後世にもしっかりと受け継いでいきたいと考えています。


2.上映会イベント
<イベント概要>


<参加者コメント>
上映会に参加してくれたほとんどの子どもたちが地元に伝わる民話「大猿島と小猿島」について知りませんでしたが、アニメを真剣に見てくれました。
子どもたちからは、
・自分たちの住む町にこんな民話があることを知らなかったので知れてよかった。大猿島と小猿島に実際に行ってみたい。
愛南町の海はとても綺麗で美味しいお魚も採れて素晴らしい海だけど、危険な時もあるので遊ぶ時は気を付けたい。
・海で事故にあうと自分のお父さんやお母さんが悲しむので、海が荒れている時は海に近づかないようにしたい。
などの感想があり、民話の警鐘の部分も深く理解してくれていました。
また、愛南町の教育関係者の方からは、海の安全講習の際の教材として使用したいと話していただきました。

地元の漁師で、キッチンカーで採れた魚を調理し販売している千尋丸の平田さんに「かご漁」について教えていただき、実際にかご漁で採れた魚を持ってきていただきました。初めてかごを見た子供たちはかご漁について熱心に質問していました。
実際に採れた魚を見て、見たことある!釣ったことある!初めて見た!とそれぞれに活発に感想を述べてくれました。
海と日本プロジェクトinえひめ事務局が実際に大猿島と小猿島を訪れた際の動画を見て、本当に猿が座っているみたい!私も船に乗って実際に行ってみたい!など、実在する島にもとても興味を持ってくれました。
かご漁で採れたかわはぎを使った天ぷらを食べた子供たちは、とても美味しい!愛南町で採れる魚は何でも美味しいよ!等、自分たちの住む町の海の素晴らしさ、魚の美味しさを再認識したようでした。


<団体概要>
団体名称 :一般社団法人日本昔ばなし協会
URL :https://www.nippon-mukashibanashi.or.jp/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

配信元企業:海と日本プロジェクト広報事務局

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