ラージョ・バジェカーノのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオ(37)に、マレーシア行きの可能性が浮上しているようだ。スペインマルカ』が報じている。

かつてポルトアトレティコ・マドリーで活躍したファルカオは、モナコマンチェスター・ユナイテッドチェルシーガラタサライを経て2021年夏にラージョへ加入。昨シーズンはリーグ戦22試合に出場し、6ゴールを記録。久々のラ・リーガで健在ぶりを示した。

ただ、今シーズンはリーグ戦19試合2ゴールの数字を残しているが、前線の選手層が厚みを増した影響もあり、先発出場はわずかに3試合と活躍の場は限定的となっている。

そういった中、ラージョとの契約が今季限りとなっているエル・ティグレには、マレーシア屈指の強豪ジョホール・ダルル・タクジム(JDT)からオファーが届いているようだ。

ジョホール州の皇太子であるトゥンク・イスマイル・スルターン・イブラヒム氏が所有するJDTは、国内トップリーグ10度の優勝を誇るマレーシアの強豪。現在、チームはアトレティコレアル・マドリーで活躍したサンティアゴ・ソラーリ氏の実弟であるエステバン・ソラーリ監督が指揮を執っている。

バレンシアオーナーであるピーター・リム氏とも親交のあるイブラヒム氏は、ラ・リーガのスタープレーヤーの獲得に向けて好条件の2年契約を準備。また、契約終了後はクラブ・アンバサダーとしてのポジションも準備しているという。

現時点ではまだ可能性の段階だが、世界屈指のベテランストライカーマレーシア行きは実現するのか…。

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