マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督がローンプレーヤー勢の今後に言及した。

昨夏に結構な大金でスカッド強化に動いたユナイテッドは今冬の予算も関係して、すべてをローンでの補強に。クリスティアーノ・ロナウドの退団をワウト・ヴェグホルストで埋め、負傷のクリスティアン・エリクセンマルセル・ザビッツァーという代役を立てた。

ザビッツァーに至ってはエリクセンの離脱決定が今冬のデッドラインデイ目前でのこととあって、緊急的な補強だったが、両選手はそれぞれ戦力として機能。ヴェグホルストはゴールの部分で低い貢献度を献身性で補い、ザビッツァーもさっそくフィットしてみせる。

それぞれが求められた役割をこなすとあって、動向も注目され始めているが、テン・ハグ監督は決定を夏まで待つスタンスをちらつかせている。

「(決断は)あまりにも早すぎると思う。話をするのも時期尚早だ。第一に、我々は今季の真っ只中であり、そこにフォーカスする必要がある。来季のことに気を取られてはならないんだ」

「我々が考えているのはこのシーズンのことだけ。今は正しいポジションにもいる。3つの大会(プレミアリーグ、FAカップ、ヨーロッパリーグ)が残っているのは我々が望むものだったんだ」