細川徹が作・演出を務め、皆川猿時が主演する舞台『ドクター皆川』(仮)が、10月より東京・下北沢の本多劇場にて上演されることがきまった。

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 今まで、細川作・演出、皆川主演のシリーズは3作品上演されてきた。1、2作目は『あぶない刑事にヨロシク』(2016年)と『さらば!あぶない刑事にヨロシク』(2019年)で、皆川と荒川良々のコンビがあぶなっかしく事件を解決する刑事ものコメディー。3作目は皆川先生と学園の問題児たちの成長を描いた学園コメディー『3年B組皆川先生~2.5時幻目~』(2021年)。

 4作目となる今作は医療ものコメディーとなる。主演を皆川が務めるほか、共演には荒川良々、池津祥子、村杉蝉之介、上川周作といった大人計画メンバーと、プロダクション人力舎から早出明弘、本田ひでゆき(本田兄妹)の計7名が前作に続き出演する。

 さらに新たなメンバーとして、牧島輝と金川紗耶(乃木坂46)を迎える。

 作・演出の細川は「皆川さん、荒川くんのコンビでお送りしてきたこのシリーズでは、いままで、“刑事”“先生”というコントでよくある設定で作ってきましたが、今回はやはり、コントでよくある“医療モノ”です。ドラマでは、ドクター役はやらなそうないつものメンバーと、牧島くん、金川さんという、本物のドラマにも出てきそうな2人を迎えて、歌ありダンスありで、数ある医療モノの中では、間違いなく一番バカバカしい作品になるかと、思います。52歳の皆川さんの膝を気遣いながら、面白い舞台をつくります!ご期待ください!」とコメント。

 主演の皆川は「おつかれさまです。ドクター皆川です(笑)。52歳です。今回は医療ものなんですって。まあでも、細川徹さんの医療ものですから、ええ。いつも通り、僕が本田のお兄ちゃんと村杉くんと上川くんをビンタして、ついでに池津さんもビンタして、早出くんは荒川くんに髪の毛鷲掴みされて、で、最後に僕が荒川くんにビンタされるっていう医療ものなんでしょ? どんな医療ものだよ(笑)。まあでも、安心してください。初参加の牧島輝くんと金川紗耶ちゃんがなんとかしてくれますよ(笑)。おっけ。みんな仲良く楽しくケガしないように一生懸命がんばります」としている。

 荒川は「医療もの以外何も決まってないみたいです。とにかく皆川さんが大暴れするのでしょう!? 頑張れ! 身体に気をつけて! 皆川! ゴー!ゴー!皆川! うんちこちょこちょこぴー!!」をコメント。

 金川は「細川徹さんの作品は、乃木坂46同期の清宮レイちゃんが出演していた前作を観に行かせていただいたのですが、その時にすごく笑ったり、こんなに楽しい舞台初めてだ!って親に話したくらい衝撃的だったので、一緒にお仕事ができてとても光栄です! 私は単独で舞台に出演するのが初めてだったり、演技経験自体もかなり少なくて今は少し不安はありますが、舞台に出演するのは未知な世界だったのですごく楽しみですし、清宮レイちゃんから共演者の皆さんも優しい方だとお聞きしたので、ワクワクな気持ちでいっぱいです!」と期待を寄せている。

 舞台『ドクター皆川』(仮)は、東京・本多劇場にて10月上演。

舞台『ドクター皆川』(仮)キャスト陣