有名人のスキャンダルを暴露することで名を馳せ、ついには参議院議員にまで上り詰めたガーシーもついに屈服か。国会への欠席を続け、ついに「議場での陳謝」の懲罰が決まったガーシー2月27日、秘書を通じて参議院に「陳謝」に応じる意向を文書で提出した。

 ガーシー議員は昨年7月の初当選以来、海外に滞在し続け、一度も登院していないことから国会で問題視され、2月22日ついに参院本会議で「陳謝」が決定。27日午前11時を期限に回答が求められていた。

 それに対して、ガーシー議員は22日にFNNの取材に応じて「票を入れてくれた人たちに申し訳ない」として帰国・陳謝の意向を示しつつも、著名人を脅迫した疑いなどで警察の捜査が行われていることを挙げ、「わざわざ拘束されるために帰るつもりはない」とも明かしていた。

 結果、回答期限ギリギリの時刻に秘書が参議院へ現れ「本会議に出席し、院議に従い、陳謝文を朗読致します」と書かれた文書提出。陳謝のために帰国することが明らかになった。

 しかし、ネット上では「結局お金が欲しいだけで国会開催中に一時帰国して表向きは“陳謝”するだけでしょうね」「何を語るかが重要ですが、議員資格の剥奪を恐れてのパフォーマンスでしょう。不逮捕特権を利用し陳謝後直ぐにドバイに帰るのは目に見えている」「陳謝すればよい、というだけの問題ではないと思う」など、ガーシー議員に対して辛辣な評価が殺到している。

ガーシー議員が陳謝の意向を示したとしても解決とはなりません。そもそも、ガーシー議員がいつ帰国するのかがまだ明かされておらず、帰国して陳謝したとしても、また海外に出国してしまえば同じことの繰り返しでしょう。今回、ギリギリで回答したことなども考えると、議員の身分をできるだけ継続させるための時間稼ぎという可能性も考えられます」(週刊誌記者)

 ガーシー議員が帰国するXデーはいつになるのだろうか。

(柏原廉)

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