人気の店に行き料理を注文したが、欲しかったビスケットが入っていないと気づいて怒り出した女。ついには車で店に突っ込むという驚きの“復讐”に及んで逮捕されていたことを、『People』などアメリカのメディアが伝えている。
■ファストフード店でトラブル
アメリカ・ジョージア州で暮らす中年の女（50）、が数日前に人気の高いファストフードの店に行き、好物のビスケットを含む商品をいくつか注文し金を払った。
しかし差し出された商品を受け取って中身を確認したところ、楽しみにしていたビスケットが入っていない。これに腹を立てた女はスタッフに食ってかかり、「注文したものがない」と文句をつけた。
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■慌てて商品を差し出したが…
スタッフも中身をチェックし、入れ忘れていた物があることを確認。すぐに用意して女に差し出したが、納得してもらうことはできなかった。
女は腹を立てたまま一度は車でその場を去ったが、ほどなくして戻り、店の入り口に車で突っ込むという行動に及んだ。
■警官隊も出動
女は車で店の奥まで突っ込もうとしたが、瓦礫が前方にあったため断念。そこで復讐を中断し、現場から逃走していた。
通報を受けた警官隊が出動し、現場となった店を確認。女の車が店内に突っ込んで120センチほど進んでいたこと、建物の中にいた18歳のスタッフを車で轢く寸前だったことなどを確かめた。
■逮捕された女
すぐに捜査を開始した警官隊は、ある家の前に駐車してあった車を発見。フロント部分が破損していることを確かめ、持ち主である女に話を聞いて身柄を確保した。
この件についてメディアの取材に応じた店の店長は、「あの女性客は、何度もうちのスタッフを脅すような発言をしたのです」とコメント。その後は電話でも「店に車で突っ込んでやる」と、脅迫されたことを明かした。
ほとんどの店は客を選ぶことができないため、時にはこういう危ない客の対応に追われることになる。セキュリティ対策についてはたびたび見直し、自衛していくしかなさそうだ。
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