オアフ島ワイキキの山側にあるアラワイ大通りに、自転車専用車線を導入するプロジェクトが提案されています。

旅行者も多く行き来する通りが大きく変わろうとしています。

今回は、アラワイ大通りのプロジェクト情報と、ハワイでの自転車ルールについてお話しします。



人も自転車も多いアラワイ大通りの新プロジェクト


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参照:Honolulu Govt



アラワイ大通りは、オアフ島ワイキキの山側にある、アラワイ運河に沿ってのびている大通りです。

アラモアナがある西側からダイヤモンドヘッドに向かう一方通行で、日中は車が多く通りにぎやかです。

朝や夕方の涼しい時間は、散歩やランニングをする人を多く見かけます。


現在は3車線ある道路ですが、ホノルル市当局では、2022年10月、車用の車線を2車線に減らし、残りの1車線を自転車歩行者が対面通行できる車線に変更する計画を立てています。



また、横断歩道の増設や、照明の改善、制限速度を25マイル(約40キロ)にする案も進めています。



このプロジェクトは、地域住民の意見を聞きながらより良いプロジェクトとなるよう進めているということです。



ハワイにある自転車専用車線は?


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日本でも自転車専用レーンが増えている中、ハワイではオアフ島のワイキキやカイルアに自転車専用レーンが設けられています。



自転車専用レーンがあるエリアは、標識が出ているのでよく確認して走行しましょう。



ワイキキやダウンタウンでは自転車が歩道を走ることを禁止しています。

ルールを無視した場合は、罰金が課されています。



ホノルル市のホームページには、自転車専用レーンや駐輪場などがわかる地図があります。

自転車の旅をする前には、この地図を参考にするのも良いですね。



ホノルル市の自転車用地図はこちら:

▶ City and County of Honolulu



ハワイの自転車ルールを知っておこう


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ハワイでは、自転車レンタルして旅するのもおすすめです。

安全に旅を楽しむために、自転車のルールをご紹介します。



自転車専用レーンを走る


自転車は専用のレーン、もしくは車道を走るのが基本です。

その際、右側通行であることも忘れずに。



ヘルメットの着用


16歳以下はヘルメットの着用が義務付けられています。

16歳以上の方もヘルメット着用が推奨されています。



駐輪は決められた場所に


駐輪場として指定されているエリアには、自転車やウェーブしたパイプのオブジェがあります。

そこにワイヤーキーを通して自転車をつないでおきましょう。

指定されていない場所に自転車を停めておくのは違反となります。



自転車のルールは基本的に日本と似ていますね。

ルールを守って事前準備をしっかりしておきましょう。





私は以前、ハワイ自転車で旅したことがあります。

夕方のアラワイ大通りは車の量が多く、車道を走るのはとても怖かった思い出があります。

この通りに自転車レーンができるのは、地域住民だけでなく私たち旅行者にとっても嬉しいプロジェクトではないでしょうか。


より安全に変わっていくハワイにこれからも期待したいです。

アラワイ大通りに自転車専用車線の設置を検討!ハワイでの自転車ルールもご紹介