龍幸伸の漫画『ダンダダン』(集英社)の9巻が3月3日発売となるのを記念し、本作と雑誌「ムー」(ワン・パブリッシング)のコラボによるオリジナル小冊子が全国の対象書店で配布決定。作中に登場する都市伝説やUMA、宇宙人など“オカルト的な要素”を「ムー」が徹底分析している。

【写真】『ダンダダン』に登場するオカルト要素解説ページ

 本作は「少年ジャンプ+」連載中の“オカルティック青春バトル物語”。主人公は、幽霊肯定派で宇宙人を信じない女子高生・綾瀬桃と、幽霊を信じていないがオカルトマニアの同級生オカルン。互いに否定するUFOと怪異を信じさせるため、桃はUFOスポットの病院廃虚を、オカルンは心霊スポットのトンネルを訪れたことから物語は動き出す。妖怪「ターボババア」に遭遇してしまったふたりは、呪いを受けて数々の怪異に立ち向かうことに…。

 2021年4月6日に連載開始するやいなや、ツイッタートレンド入り。独特のテーマと次々とスピーディーに繰り出される衝撃的な展開が話題に。2月21日の第94話公開までで2億4884万閲覧を記録し、コミックス累計発行部数は9巻で255万部を突破する。

 「ムー」とのコラボによるオリジナル小冊子では、作中でも特に人気の「セルポ星人」「ターボババア」「モンゴリアンデスワーム」など8キャラクターを「ムー」が真面目に分析。さらに著者の龍幸伸と「ムー」編集長の三上丈晴との対談も収録。『ダンダダン』そのものの謎や、『ダンダダン』と「ムー」の共通点などを深掘りする。

 『ダンダダン』9巻発売記念特設サイトでも、小冊子とほぼ同じ内容が公開される。

 漫画『ダンダダン』9巻は、集英社より3月3日発売。価格は572円(税込)。

『ダンダダン』×「ムー」コラボ冊子 (C)龍幸伸/集英社