ボルシアMGの至宝がイングランドに流出する可能性が高いようだ。ドイツ『ビルト』が伝えた。

その選手とは、元U-21ドイツ代表DFジョーダン・バイヤー(22)。今シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)のバーンリーへとレンタル移籍している。

バーンリーはチャンピオンシップで首位に立っており、プレミアリーグ復帰を目指す状況。その中で、リーグ戦21試合に出場し1ゴール1アシストを記録している。

『ビルト』によれば、バーンリーが昇格した場合に発動する買い取りオプションがあるとのこと。数千万ユーロで完全移籍に切り替えられるという。

プレミアリーグに昇格すれば放映権も入ってくることとなり、今シーズンで言えばノッティンガム・フォレストは2億ユーロ(約290億円)を手にしており、バイヤーを買い取ることは難しくないと見られている。

ボルシアMGのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるローランドヴィルクス氏は『ビルト』にコメントしている。

「もちろん、選手をレンタルするときは、なぜそうするのかを考えている。より良い選手は取り戻したいと思っている」

バーンリーがイングランドに引き留めておこうとするのは当然だ。プレミアリーグプレーできるなら、そのステップを考えるだろう」

「我々は間違いなくジョーダンを連れ戻したいと思っている。ただ、全てがそれを望む必要がある。我々にできることはない」

「事前に計画は立てている。我々もその条項を設けたことは間違いない。そうすることで、全ての人に利益がもたらされる」

ボルシアMGは移籍金を、バイヤーはプレミアリーグでのプレーバーンリーは昇格に貢献する戦力を確保できるが、夏にどう動くのか注目だ。





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