コスプレイヤー・えなこが、「第9回カバーガール大賞」で大賞に選ばれた。前年に続いての受賞となり、2年連続での大賞受賞は石原さとみ以来二人目となる。芸能・音楽部門は、HKT48田中美久が1位に輝いた。

【写真】えなこが「バストアップは珍しい」と印象に残っているという表紙

カバーガール大賞実行委員会(一般社団法人日本雑誌協会、株式会社富士山マガジンサービス)が、3月4日「雑誌の日」を記念して発表する「カバーガール大賞」。今回は、2022年1月1日から12月31日までに発売され、オンライン書店Fujisan.co.jpで取扱いのある雑誌、フリーペーパー、電子雑誌などを中心に約1万誌を調査、表紙を飾った回数の多かった女性を選定して表彰する。

■2022年最も雑誌の表紙を飾ったのはえなこ

2年連続の大賞受賞となるえなこは、複数の出版社を横断する特別企画「えなこ夏の表紙ジャックキャンペーン2022」を2021年に引き続き開催し、8月発売の漫画雑誌や週刊誌17誌の表紙を飾り続けるなど、2022年の雑誌業界を盛り上げ、けん引した。

2022年はアパレルのプロデュース、POP-UPショップの開催、「うる星やつら」「犬夜叉」の作者・高橋留美子とコラボレーションしたコスプレ写真集「こすみっくわーるど」発売など、さまざまな分野で活躍。2023年にはアニメソングの歌手デビューも果たす。

受賞インタビューでえなこは、「昨年に続いて2回目の2年連続の受賞、ありがたいと思っております。これもたくさん雑誌をゲットしてくれたファンの皆さま、編集部の皆さま、そして事務所の皆さま、本当に周りの方のおかげで取れた大賞だと思ってます。本当に本当にありがとうございます! 今年も来年も、引き続きいろんな雑誌の表紙を飾れるよう頑張っていきたいと思ってますので、よろしくお願いします」とコメントを寄せた。

■芸能・音楽部門はHKT48田中美久が1位に

今年度よりエンタメ部門から名称変更となった芸能・音楽部門では、HKT48田中美久が1位に輝いた。“みくりん”の愛称で親しまれる田中は、2013年に小学6年生でHKT48に加入し、いまやHKT48のエースを務めている。

2021年発売のファースト写真集「1/2 少女」を皮切りに単独で表紙を飾られる回数が増え続け、さまざまな雑誌の表紙を席巻。“48グループのグラビアクイーン”としての呼び声も高く、前年度は総合順位10位、今年度は芸能・音楽部門受賞、総合順位でも2位に輝いた。

田中は「皆さまのおかげですてきな賞を頂くことができ、驚きでいっぱいですが本当にうれしいです。応援してくださる皆さま、そして撮影に携わってくださった皆さまに心から感謝しています。たくさんの方にHKT48田中美久を知っていただけるように、これからも努力し、前進していきたいと思います」と喜んだ。

■「第9回カバーガール大賞」結果

【大賞】えなこ

【芸能・音楽部門】田中美久(HKT48)

<トップ10>

1位 えなこ

2位 伊織もえ

2位 田中美久(HKT48)

4位 本郷柚巴(NMB48)

5位 雪平莉左

6位 篠崎こころ

7位 沢口愛華

8位 川口春奈

8位 篠崎愛

10位 綾瀬はるか

10位 桃月なしこ

※複数人で撮影した表紙についても個人の登場回数に含み集計。

えなこインタビュー「大賞を取るにはグラビアを引き続き頑張りつつ(笑)」

――大賞受賞のお気持ちを聞かせください。

去年初めて大賞を取らせていただいて、その時に確か女性の方で3連覇した方がいないと聞いて「お! これは」と思って、ずっと今年も狙っていたので大賞をまた取れて本当にうれしいです!

――昨年の大賞受賞から反響などありましたか?

もう本当に取った年はめちゃめちゃ表紙に出させていただいたので「よかったな」っていう安堵感だったりとか、ファンの方も「たくさん見たから、取れてよかったね!」というふう喜んでくれたりとか、個人的にYoutubeで配信もしたんですけど、その時に「自分もあれ買ったよ!」とか「これ何冊買ったよ」って報告してくれる方がたくさんいて、めちゃめちゃ反響ありましたね。

――2連覇すると昨年も公言していましたが、取るために去年取り組んだこと、始めたことなどありますか?

やっぱり大賞を取るにはたくさん表紙に出ないといけないので、グラビアを引き続き頑張りつつという感じですかね(笑)。

――印象に残っている表紙や、表紙の撮影を教えてください。

印象に残っていると言うかオタクとしてすごくうれしかったことがあって、1月に発売した「週刊少年チャンピオン」なんですけど、私の大好きな「グラップラー刃牙」とのコラボグラビアをさせていただいて、それもすごくうれしかったですし、印象に残っている(表紙)で言えばどれもすごくよく撮っていただいたんですけど、8月に発売した「ヤングチャンピオン烈」の表紙が個人的に一番のお気に入りかもです。

――お気に入りポイントは?

私の表紙って、自分だけかもしれないんですけど引きの写真が大きくて、足ちょっと切れるぐらいまでほぼ全身が写っていることが結構多いんです。「ヤングチャンピオン烈」の表紙はバストアップなんですよね。それが珍しくてちょっといいなって思いました。

――撮影にあたって前日からやっていること、ルーティーンなどあったりしますか?

いつも以上に肌の保湿とかケアとかに気をつけたりとか、食べ物だとむくまないように塩分を控えめにするとか、撮影当日は私おなかが結構出ちゃうので食べ物をあまり食べない、水もあまり飲まないようにしています。

――自分の表紙の雑誌を買っている人を見掛けたりすることは?

私、あまりお外に出ないのでなかなか見ないんですけど、でもたまにコンビニ入って「あ! この発売のやつ並んでる!」とか、買っている人はさすがに見たことないんですけど、並んでいるのだったらって感じですね。

――自分の表紙の雑誌をちょっと前に出したりとかしないんですか?

いやいや、むしろ今までたくさん飾らせていただいたんですけど、自分が飾っているって実感なくて、もちろん脳では認識しているんですけど触れるのもちょっと恐れ多いというか(笑)。

■2022年の振り返り、そして2023年は?

――2022年はどんな一年でしたか?

えなことしては、引き続きグラビアを頑張りつつ、夏ぐらいから結構テレビのお仕事が増えていろんなお仕事をさせていただいた1年でしたね。

――2022年で始めたこと、辞めたことがあったら教えてください。

毎年お仕事とかプライベートでも一つ目標にしていることがあって、新しいことをする、新しいことに挑戦するというのを掲げているんですけど、去年はサウナに初めて挑戦というかやってみて、めちゃめちゃハマりましたね。

今はちょっと忙しくて行けてないんですけど、先月、先々月とかは週一ぐらいで行っていました。

――では、2023年に始めたいこと、目標を教えてください。

もう何したらいいだろう。まだいっぱいあるんですけど。サウナはまだ始めたばかりなのでサウナを極めつつ、新しいことで言うと釣りをやったりとか、車の免許を取ったりとか。まだ取ってないので。いろいろありますね。ちょっと何から始めようか(笑)。あと料理も勉強したいな!とかいろいろあります。

――こういう雑誌を飾ってみたいなとか、撮影の挑みはありますか?

私がコスプレイヤーなのか、今までの表紙で結構いろんなグラビアとかにも挑戦していて。去年、一昨年とかだとおばけグラビアだったりとか、結構不思議なグラビアをやっているので、グラビアは今も頑張っているので全部お花のグラビアとか、水着も全部お花とか。猫耳いっぱいやったしなぁ…。そういう感じでコスプレ絡めつつ、まだやったことがないテーマが私好きなので、そっち方面をやっていきたいなって思います。

――今回の大賞受賞の喜びとファンへのメッセージをお願いします。

今年カバーガール大賞取らせていただいて、昨年に続いて2回目の2年連続の受賞ありがたいと思っております。これもたくさん雑誌をゲットしてくれたファンの皆さま、編集部の皆さま、そして事務所の皆さま、本当に周りの方のおかげで取れた大賞だと思ってます。本当に本当にありがとうございます!

今年も来年も引き続きグラビアだったり、いろんな雑誌の表紙を頑張っていきたいと思ってますのでよろしくお願いします。

「第9回カバーガール大賞」大賞に選ばれたえなこ/Copyright(c) Fujisan Magazine Service Co., Ltd. All Rights Reserved.