ナポリルチアーノ・スパレッティ監督が振り返った。

3日のセリエA第25節でラツィオをホームに迎え撃ったナポリ。次節のアタランタ戦も含む上位戦の初戦だったが、67分の失点が最後まで重くのしかかり、0-1で8連勝がストップの黒星を喫した。

セリエAトップの得点力を誇る自慢の攻撃陣も抑え込まれ、苦杯をなめたスパレッティ監督は『DAZN』で敗戦の弁を述べている。

「クオリティがなかったね。これまでで最も雑なパス回しになってしまったし、相手が使うサイドから仕掛けようとし過ぎた。中央からも3、4回のチャンスがあったが、我慢ができず、中盤をフリーにするパスを十分に試みなかったんだ。この試合において、両チームとも中盤が鍵だったのにね」

また、「ラツィオの戦いぶりは私の想定内だったのに、今季最低のチョイスをしてしまったんだ」と悔やんだが、「ポジティブなのは選手のハングリーさや決断力、謙虚さが見られたこと」とも語った。

そんなナポリリーグ戦のホームで敗れたのは2022年4月のフィオレンティーナ戦ぶり。今季のホーム初黒星となったが、指揮官ドレッシングルームの様子からして、下向きな者がいないと主張している。

ロッカールームに戻ったときの姿勢や、失望感を見る限り、少しばかり失敗してしまった試合だったが、誰もハンドルから手を離したりしてはいない」

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