ローマジョゼ・モウリーニョ監督が、ユベントス戦で指揮を執ることが可能となった。

モウリーニョ監督は、先月28日に行われたセリエA第24節のクレモネーゼ戦の後半開始直後に、第4審判を務めたマルコ・セッラ氏に対する挑発的且つ執拗な抗議を理由にレッドカードを掲示された。

今季3度目の退席処分となった同監督に対しては、罰金と共に2試合のベンチ入り禁止処分が科されていた。

しかし、試合後の会見でモウリーニョ監督が訴えていたセッラ氏の暴言を拾っていたとされる録音データが確認されたことで、風向きが変わることに。

イタリア審判員協会(AIA)が、セッラ氏に長期の資格停止処分を検討しているとの報道が出ると、イタリア連盟(FIGC)はローマの異議申し立てに対して、控訴の審査の一時停止を決断。

3月10日以降に再開される検証によって処分が覆るかは分からないが、ひと先ず5日に行われるセリエA第25節のユベントス戦でのベンチ入りが可能となった。

ローマでは先月のコッパ・イタリアのクレモネーゼ戦で1カ月のベンチ入り禁止処分が科された副官のサルバトーレ・フォーティ氏が、ユベントス戦から復帰可能だったが、同氏に加えてポルトガル指揮官のベンチ入りは大一番に向けた朗報だ。

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