プレミアリーグ第26節、リバプールvsマンチェスター・ユナイテッドが5日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが7-0で圧勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。

リバプール採点

(C)CWS Brains,LTD.

GK
1 アリソン 6.5
マイボール時に一度危うい対応があったが、アントニーの決定機阻止など安定したゴールキーピングを披露。先制点の起点となるなど、攻撃面でも存在感は絶大だった

DF
66 アレクサンダーアーノルド 7.0
対面にラッシュフォードが来なかったこともあり、守備では堅実にプレー。攻撃では安定した繋ぎとチャンスメークで存在感

5 コナテ 7.0
惜しいヘディングでアタッカー陣以外のゴールとはならなかったが、守備はほぼ完ぺきな出来だった

4 ファン・ダイク 7.0
地対空で相手アタッカー陣を封殺。繋ぎの局面や攻撃時のセットプレーでも存在感を放った

26 ロバートソン 8.5
圧巻のビジョン、駆け引きを披露したスーパーアシストで大勝に繋がる先制点をアシスト。攻守両面で非の打ちどころがないスーパーなパフォーマンスだった

MF
19 エリオット 7.0
貴重な2点目をアシスト。試合を通じてインテンシティの高さ、プレーの正確性が光った

(→カーティス・ジョーンズ -)

3 ファビーニョ 7.0
中盤のフィルター役としての仕事を完遂。ヴェグホルストとのマッチアップとなった中、球出しも非常にスムーズだった

(→ミルナー 6.0)
ベテランらしく大勝の状況においてもきっちり状況に応じた仕事をこなした

14 ヘンダーソン 7.5
1アシストに加え、カウンターの起点として2点に絡む。攻守の切り替え、プレー判断が秀逸で中盤の勝負で優位性をもたらした

(→バイチェティッチ 6.0)
スタジアムの空気に後押しされてアグレッシブプレーを披露

FW
11 サラー 10.0
ユナテッドキラーとして2ゴール2アシスト。攻守両面で異次元のパフォーマンスだった

18 ガクポ 8.0
貴重な先制点、ダメ押しの3点目を奪取。守備での貢献や前線での起点づくりと圧倒的なポテンシャルを披露

(→フィルミノ 7.0)
今季限りでの退団意向を表明した中、1ゴール1アシスト。アンフィールドのファンを最も沸かせた一人に

27 ヌニェス 7.5
巧みな2つのヘディングで2ゴール。サラーの1点目もお膳立てするなど、後半のゴールショーを見事に牽引

(→ジョタ 6.0)
アタッカー陣で唯一ゴールを逃したが、攻守に及第点以上の働きを見せた

監督
クロップ 8.0
クラブ史上最多得点差を付けて絶好調のユナイテッドを粉砕。完璧な試合運びだった

マンチェスター・ユナイテッド採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
1 デ・ヘア 3.0
好守なく屈辱の7失点。ただ、ほとんどの失点に明確な責任はなかった

DF
20 ダロト 3.0
前半は攻撃面で良い絡みもあったが、先制点の場面ではロバートソンになんの制限もかけられず。後半は多くの局面で後手を踏んで大量失点の一因に

19 ヴァラン 3.0
1失点目では気の緩みもあったか、対応を完全に誤った。コンディション不良という報道もあったが、ピッチに立った以上はディフェンスリーダーとしての責任は重い

6 マルティネス 3.5
前半は2度の決定的なブロックでチームを救ったが、後半はサラーらに完全に上回れて大量失点…

(→マラシア 5.0)
大敗決定の状況で幾度か良い守備はあった

23 ショー 3.0
ダロト同様に前半の出来は悪くなかったが、自身の不用意なパスミスの流れから喫した2失点目で後半は別の試合にしてしまった。そして、サラーたちに蹂躙され続けた

MF
21 アントニー 3.0
前半序盤こそ攻撃面で良い絡みを見せたが、後半はロバートソンを前に沈黙。不必要なファウルも散見

17 フレッジ 3.0
悔やまれる1失点目での対応ミス。後半もデュエルでの劣勢や判断ミスで大量失点を招く一因に

(→マクトミネイ 3.0)
攻守両面でクオリティ不足を露呈

27 ヴェグホルスト 3.0
トップ下での起用となったが、攻守両面で物足りない出来。細かいミスも目立った

(→ガルナチョ 3.5)
仕掛ける姿勢は見せたが、相手守備に難なく封じ込められる

18 カゼミロ 3.0
披露かケガがあったか、全体的にミスや無理が効かないシーンが目立ち、フィルター役として機能しなかった

(→ザビッツァー 5.0)
マラシア同様に厳しい時間帯の投入でできることはほぼなかった

8 ブルーノ・フェルナンデス 3.0
サイドとトップ下でプレー。3失点目に繋がるパスカットや球際に敗れてのボールロストなどかなり厳しいパフォーマンスだった

FW
10 ラッシュフォード 3.0
攻め残る形で個での打開が期待されたが、その役目を全くこなせなかった

(→エランガ -)

監督
テン・ハグ 2.0
前線の並びやフレッジとカゼミロの立ち位置の変更、ダロトの起用など不可解な采配に。クラブ史に汚点を残す屈辱の惨敗でここ最近の素晴らしい仕事が台無しに

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
サラー(リバプール)
プレミアリーグ129ゴールに到達し、ロビー・ファウラー超えのクラブ新記録を樹立したスーパーエースが満点でのMOMに。5ゴールに絡んだ圧巻の攻撃能力もさることながら、献身的なプレスバックや身体を張った起点づくりなど、得点以外の仕事が非常に素晴らしかった。

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