セリエA第25節、ローマvsユベントスが5日に行われ、1-0でローマが勝利した。

前節、最下位に沈んでいたクレモネーゼに敗戦して5位に後退したローマ(勝ち点44)は、3トップに右からディバラ、ペッレグリーニ、ワイナルドゥムを据えた。

一方、前節トリノとのダービーを制した7位ユベントス(勝ち点35)は、ヴラホビッチを最前線に、セカンドトップにディ・マリアを据えた。

主導権争いとなった序盤を経て、ローマは27分にディバラがコントロールシュートでGKシュチェスニーを強襲。

その後も一進一退の攻防が続いた中、42分にユベントスはロカテッリがミドルシュートでGKルイ・パトリシオを強襲。互いに決定機なく試合は推移していたが、43分にユベントスに先制のチャンスが訪れる。

ダニーロのアーリークロスをゴールエリア左のラビオがヘッド。シュートは左ポストに直撃した。ハーフタイム間際にユベントスがゴールに迫ったが、動きの少なかった前半はゴールレスで終了した。

迎えた後半、ユベントスが前半終盤の良い流れを引き継いだ入りを見せるも、先制したのはローマ。53分、ボックス手前右からマンチーニの強烈なミドルシュートが突き刺さった。

追う展開となったユベントスがエーザを投入してさらに前がかったのに対し、ローマはしっかりと受け止めて時間を消化。

すると75分に追加点のチャンス。CKの流れからペッレグリーニのクロスをスモーリングがヘッド。しかしゴール至近距離からのヘッダーはGKシュチェスニーのファインセーブに阻まれた。

助かったユベントスポグバを投入。78分にはディ・マリアのミドルシュートが枠を捉えたが、GKルイ・パトリシオのセーブに阻まれた。

さらに81分、パレデスのCKがポストに直撃してひやりとしたローマだったが、最終盤にかけてはスローペースに持ち込んでいく。そして90分、直前に投入されていたケアンがマンチーニを蹴って一発退場。

10人となったユベントスに対し、ローマがウノゼロ勝利。白星を取り戻している。

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