現代アーティストのマベル・ポブレットによる、日本初の個展が開催中。東京・銀座のシャネルネクサス・ホールにて、2023年4月2日(日)まで。
 
 
キューバにおける現代アートの新星マベル・ポブレット。その作品は、フィデル・カストロ政権下で育った若い女性としてのアイデンティティや、彼女の人生経験が直接的に深く関係しているという。ミクストメディアや写真、ビデオ、キネティックアート、パフォーマンス、パブリックアートなど多岐にわたる表現で活動を続け、2017年には、「第57回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展」キューバ館にてインスタレーション作品を発表し、大きな話題を呼んだ。
 
そんなポブレットによる日本で初の個展「WHERE OCEANS MEET」では、四つの作品シリーズから、本展のために制作した“水”や“海”がテーマの作品を発表する。
 
ピラミッド型の折り紙で表現する「My Autumn」シリーズや、移民をテーマにした「Homeland」シリーズ、自身が旅で撮影した写真を分解、連結、統合することによって新しいイメージとして再構築する「Travel Diary」シリーズが展開されるほか、ビデオインスタレーション『SUBLIMATION』(「Buoyancy」シリーズ)が展示される。
 
なお、本展は「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2023」(04月15日(土)〜5月14日(日))にも巡回する。東京と京都、空間によって異なる印象が立ち上がるのも見どころの一つといえるだろう。
 
どうぞお見逃しなく!

「My Autumn series」より、作品の一部。 ©CHANEL

マベル・ポブレット 近影 ©CHANEL

※掲載情報は3月4日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

「WHERE OCEANS MEET」 マベル ポブレット
会期/2023年3月1日(水)~4月2日(日)
会場/シャネルネクサス・ホール
(最終入場は、18:30まで)
住所東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F
休館日/会期中無休
入場料/無料

TEL/03-6386-3071
URL/nexushall.chanel.com/

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