格闘家の朝倉未来が、親交のある絵本作家が製作したスカジャンの買い取りを発表。これに対し、ユーチューバーシバターがイチャモンをつけ、朝倉のマネージャーが反論する騒動になっている。

 朝倉と絵本作家の永田えほんは、今年2月に絵本を『キミと はじまりの森』(小学館)を販売。印税は全て児童養護施設に寄付すると発表していた。

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 その後、永田は絵本に出てくるキャラクターを使って、原価2万5000円弱のスカジャンを500着製作。4万円ほどで販売したものの、1着しか売れずに永田は借金を抱えることに。1日に公開された朝倉のユーチューブ動画の中で、朝倉はスカジャンを1000万円分買い取り、1万円で販売。売り上げは再び児童養護施設に寄付するとした。

 しかし、これに反応したのがシバター。3日に「朝倉未来のスカジャンビジネスがキモすぎる件」という動画を公開し、この騒動について、「明らかに胡散臭い」「すっげえ怪しい」とした。シバターによると、製作されたスカジャンは「安っぽい」と言い、原価2万5000円は高すぎるとのこと。

 さらに「クソダサいスカジャンを売るための作戦」ではないかとし、朝倉が公開した動画について、「仕組まれたビジネス」と指摘。ネット上からも「人の心の優しさにつけ込んだ詐欺に近い」「美談に紛れ込ませた、暴利商売」「詐欺っぽいのが気になるのよな」というシバターに賛同する声が集まっていた。

 一方、シバターの動画を受け、朝倉のマネージャーの伊師美和が4日に「絵本の件について事実をお話しします」という動画をアップ。シバターが疑問視していた原価について、正確には「税抜き」とした上で、請求書を公開し、原価が高くなった理由について、中綿を入れていることや、高い刺繍技術を施すプランを永田が選択したからだとした。

 また、朝倉が買い取るのはあくまで1000万円分で、永田自身も210万円を負担するとのこと。この金額については、毎月永田が朝倉に返済するために契約書を作っているとのこと。シバターの指摘に対し、「全く事実とは異なります」と反論していた。

 その後、シバターは5日になって「スカジャンの件、朝倉未来さん本当にすみませんでした」という動画を公開。指摘された誤認識について謝罪した一方、原価については、実際に製作した会社が「ちょっと、気持ちボッてる(ぼったくっている)のかな」と指摘。「お前らが業者にちょっと吹っ掛けられてるんちゃうん?」とシバター節を炸裂させていた。

記事内の引用について
朝倉未来公式ユーチューブチャンネルより https://www.youtube.com/@mikuruasakura1
シバター公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/@PROWRESTLINGSHIBATAR
伊師チャンネルより https://www.youtube.com/@ishimiwa0327

朝倉未来