株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)の外食市場に関する調査・研究機関『ホットペッパーグルメ外食総研』は、外食のプロフェッショナルを集め、外食トレンドを発表するための「トレンド座談会」を開催しています。今回は「野球観戦グルメ」について、20代~60代の男女1,035人にアンケート調査を実施した結果をレポートします。

■野球観戦のときに食べたいもの1位「フライドポテト
自宅のTVで野球観戦をするときに食べたいものについて、ホットペッパーグルメ外食総研がピックアップした20品目から選んでもらったところ、1位「フライドポテト」(27.4%)、2位「ピザ」(27.1%)、3位「唐揚げフライドチキンチキンナゲット」(26.8%)の順でした。
また、TVでのサッカー観戦と比較したときに野球観戦の方が「食べたい」とされたグルメが多く、20品目中15品目で野球観戦の方が高いスコアが出ました。20品目の平均値でも野球観戦は12.1%、サッカー観戦は10.9%という結果でした。

Q. 以下のシチュエーションでスポーツ観戦するとき、食べたいものはありますか?(n=1,035/複数回答)
※対象20品目=ピザ/唐揚げフライドチキンチキンナゲット/フライドポテト/焼き鳥/焼きそば/たこ焼き/寿司/ホットドック/フランクフルトソーセージ/幕の内弁当/餃子/ハンバーガー/かつ丼・かつ/パスタ/うなぎ/カレー/アイス/クレープ/うどん/お好み焼き

■『ホットペッパーグルメ外食総研』研究員からの解説
グルメと相性が良いのは野球観戦 お祭り気分が味わえるような「屋台グルメ」が多くランクイン

昨今ますますの盛り上がりを見せているスポーツ観戦。昨年はサッカー旋風が巻き起こりましたが、野球からも目が離せません。観戦グルメの観点では、サッカーよりも野球の方が「食べたい」が多い結果になりました。これは一般的に、サッカーよりも野球の方が競技時間が長いことが多いのも一因かもしれません。また、競技の特性上、サッカーは攻守が目まぐるしく入れ替わるので落ち着いて食べづらいのに対し、野球は攻守チェンジの間に少し時間があるなど、食事と相性がいいからというのも理由になりそうです。
ランキングでは野球・サッカーともに、上位に入ったのは「応援しながら片手で食べられる」ような「屋台グルメ」ばかり。観戦グルメでお祭り気分が高まれば、より一層スポーツ観戦の楽しみが増しますね。
ホットペッパーグルメ外食総研』
上席研究員 有木 真理

■今月開幕の野球大会「見る」「たぶん見る」は約半数で、男性は女性の倍近いスコア
この3月に開幕する野球の世界一決定戦について調査したところ、「見る」「たぶん見る」を合わせた割合は全体で49.0%と約半数でした。また、「見る」「たぶん見る」の合計について男女別に見てみると、男性は62.6%、女性は35.3%と約1.8倍の差があることが分かりました。

Q. 今月開幕する野球の世界一決定戦を見ようと思いますか?(単一回答)
四捨五入の関係で合計が100%にならないことがあります

■『ホットペッパーグルメ外食総研』トレンド座談会とは
シーズンごとに“今”はやりの外食トレンドを発表する、リクルートの外食のプロフェッショナル集団による座談会。アンケート調査や、レストランの現場から“生の声”を聞き、「外食のリアル」を語ります。メンバーは、飲食トレンドの数値化・可視化を行う『ホットペッパーグルメ外食総研』の研究員をはじめ、女子トレンド、高級店トレンドなど、さまざまな分野のスペシャリストで構成されます。

【アンケート調査概要】
■調査時期:2023年1月31日(火)~2023年2月1日(水)
■調査方法:インターネットリサーチ
■調査対象:全国20代~60代男女(株式会社マクロミルの登録モニター)
■有効回答数:1,035件(男性517件、女性518件)

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▼本件に関するお問い合わせ先
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配信元企業:株式会社リクルート

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