萩原利久が主演する4月スタートのドラマ『月読(つくよみ)くんの禁断お夜食』(テレビ朝日系/毎週土曜23時30分)の追加キャストとして、浅香航大、尾崎匠海(INI)、樋口日奈の出演が発表された。

【写真】萩原利久×トリンドル玲奈『月読くんの禁断お夜食』メインビジュアル

 本作は、ストイックに完璧を求めすぎるあまり、食に興味を失ってしまったカリスマ・パーソナルトレーナーが、料理上手なナゾ多き年下男子と運命的に出会い、禁断の夜食を振る舞ってもらうことで食の楽しさを思い出し、癒されていくグルメラブストーリー。主人公であるナゾ多き料理上手のクール年下男子・月読悠河(つくよみ・ゆうが)役を萩原、月読の禁断の夜食に心癒されていくストイックなパーソナルトレーナー・御神(みかみ)そよぎ役をトリンドル玲奈が演じる。

 浅香航大が演じるのは、月読の兄・朝日奈大河。やり手の若手実業家で、いくつもの海外事業の日本進出案件を手掛けてきた人物。月読とは兄弟だが、幼い頃に両親が離婚し、朝日奈は親元を離れ、月読は母親に引き取られたため、姓が異なるという複雑な背景を持つ。

 この朝日奈の印象を浅香は「独特の雰囲気があり、いわゆるやり手の青年ではあるのですが、その内側に隠されたミステリアスなものを持った人物」と分析。「外から見れば普通でも、少しいびつな部分がある」と語り、「そこも含めて、面白く表現できれば」と意気込む。

 萩原とは初共演となるが、「初めましてから始めて、フレッシュな関係性が作れたら」と、共演を楽しみにしている様子。一方のトリンドルとは、『私たち結婚しました 2』(ABEMA)で夫婦役にふんしたが、《モキュメンタリー(=フィクションをドキュメンタリー映像のように見せかけて演出する表現)》であったことから「ドラマとはまた少し違ったアプロ―チでしたので、こういった作品で、ご一緒するのは楽しみ」と期待。「キュンとする、キャッチーな部分も楽しめると思いますが、そこに自分が良いスパイスを加えられたらと思っています。一週間の終わりに観て、来週も頑張ろうと思っていただける作品になれば」とメッセージを寄せた。

 本作が全国ネットドラマ初出演となる尾崎匠海が演じるのは、そよぎの後輩で、彼女に恋心とも呼べる憧れを抱くパーソナルトレーナーの穂波司。尾崎は原作コミックを読んで月読に抱いたイメージを「月読のミステリアスな部分に惹かれました。料理が上手という側面もすごくうらやましく思います」と絶賛。だからこそ「僕が演じる穂波司は、そよぎに憧れを持っている役柄ですので、月読は恋のライバルとなっていくのですが、なかなか手ごわい相手ですよね(笑)」とライバル心も。

 萩原とは初共演になるが、「萩原さんは、現時点ではまだお会いできていませんので、月読と同じく、すごくミステリアスです(笑)。今後お話しさせていただいて、コミュニケーションをとっていくのがとても楽しみです!」と胸躍らせ、「今回は《禁断のお夜食》ということですので、まさに、胃袋と心を同時につかめたらと思っています(笑)」と語っている。

 そよぎの同僚でトレーナーの卵である今どき女子・沢村有沙役を演じるのは樋口日奈。樋口は「料理に関しては、自分でもぜひマネしてみたい!」と、どんな夜食が登場するのかを今から楽しみにしている様子。自ら演じる沢村有沙については「裏表のない明るい性格で、仕事にも愛情をもって頑張っていますし、プライベートも全力投球。でも、先輩からの誘いをデートがあるからと断るあたり、自分の意思をきちんと言える、かなり一本芯の通っている今どきの子」と深掘りする。

 月読とそよぎを演じる萩原&トリンドルに関しては「本当に、原作のキャラクターと演じられるお2人のイメージがピッタリすぎて、私自身ドラマがとても楽しみなんです(笑)」と一視聴者としても期待。「時には自分を甘やかしてもいいんだよといった、土曜の夜の癒しになればいいなと思います」と話した。

 土曜ナイトドラマ『月読くんの禁断お夜食』は、テレビ朝日系にて4月より毎週土曜23時30分放送。

土曜ナイトドラマ『月読くんの禁断お夜食』に出演する(左から)尾崎匠海、浅香航大、樋口日奈 (C)テレビ朝日