自宅ガレージにて多数のバイクを所有する歌手の清木場俊介。そのうちの一台「KAWASAKI 900 Super Four」がこのほど、公式YouTubeチャンネル「清木場俊介の遊び屋」に公開された動画内で披露された。

参考:【写真】清木場俊介、自慢の「KAWASAKI 900 Super Four」

 3月4日に投稿された「【バイク】アメリカで育った旧車!KAWASAKI 900 Super Four(Z1)1975年式!」と題した動画の冒頭、ゆっくりと開くガレージのシャッター。中には、旧車やビンテージバイクが並べられ、天井には80年代に一世を風靡した原宿のロカビリーショップ「クリームソーダ」のドクロマークを刻印したタペストリーが吊るされている。そんな秘密基地の中から、ひょっこり姿を現した清木は「ようこそ。いらっしゃい」と、カメラに向かって声をかける。

 今年に入ってから、「KAWASAKI 650RS-W3 1974年式」「HONDA CB400FOUR」と、立て続けに愛用の絶版バイクをYouTubeで紹介している清木場。今回、3台目のバイクとして「KAWASAKI 900 Super Four(Z1)1975年式」の解説を始めた。

 アメリカ育ちだという同バイク。清木場によると、「何がすごいってオリジナル外装。付いてるものもほぼ当時のもの。まんまの形でアメリカから(輸入された)。ハンドルとキャブ、マフラー、サスを代えたくらい」だという。1975年式Z1の車体は「青玉虫カラー」が特徴だが、現地の強い日差しに晒され続けたせいか、青色が抜け、深い紫色に変色している。

 なお、車検は切れており、しばらく乗っていないとのことだが、果たしてエンジンはかかるのか――。清木場が「かかるかどうかはほんまに知らんで?」と言いつつ、燃料コックをオンにしてエンジンをかけると、キュルキュルと音が鳴る。一瞬「怪しいね(笑)」と訝しんだが、その後、すぐに心地良いエンジン音を響かせ「バッチリです」「バリバリやん」と微笑んだ。ためしに敷地内をぐるりと一周すると、「いいね。軽やかや」と手ごたえを感じていた。

 清木場は「車はよく磨くんだけど、バイクはほぼ磨きません。埃被ってるくらいがいい」と絶版バイクへのこだわりを述べ、自身の1975年式Z1を指して「汚いほうが合ってる。この外装にね。だから全然拭かない。オイルのちょっとしたにじみとかも拭かない」と語った。そして、「これはもう、最高のバイクですね」と絶賛していた。

 ちなみに清木場には、紹介したい愛用のバイクが「あと三台ある」という。次はどんな愛機をガレージから引っ張り出し、YouTubeでそのバイクにまつわるこだわり・うんちくを熱く伝えてくれるのか。お披露目される時を楽しみに待ちたい。

(こじへい)

動画サムネイルより