お昼の情報バラエティ『ぽかぽか』(フジテレビ系)で月曜レギュラーを務めるタレント・伊集院光(55)が、同番組にゲスト出演した落語家林家三平(52)についてラジオ番組で語った。三平は“ぽいぽいトーク”のコーナーに招かれたが、芸歴が長いにもかかわらず昔と全く変わらない「ザワザワするスベリ方」をしたため、彼をよく知る伊集院がフォローするしかなかったようだ。

6日に生放送された『ぽかぽか』で“ぽいぽいトーク”に登場した林家三平。「妻は女優・ 国分佐智子 華麗なる落語家一族の私生活」と題して、彼に対する勝手なイメージをもとに素顔を深掘りするという内容だった。三平を挟む形でMCのハライチ・澤部佑(36)岩井勇気(36)、澤部の横に伊集院光が座りトークが進んでいった。

6歳になるひとり息子の話になり、三平は「最近はクイズもできるようになってきて」と目を細めると「先週かな、私が“日本一速い電車はなあに?”って聞いたら、なんて言ったと思います?」とハライチらだけでなく目の前の観客にも問いかけた。「普通でしたら“のぞみ”とか“つばさ”とか言いますけど、うちの子は“始発”って言ったんですよ」と得意げな三平に、観客は「へー」と感心し拍手まで沸き起こっていた。

同日深夜のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)では、この場面を振り返っている。「普通でしたら“のぞみ”とか…」と三平が話し始めた時、伊集院ハライチの心中を察して「これはどうすべきなんだろう」と対処の仕方に困っているだろうなと感じたらしい。自分がなんとかしなければと思い「早くも父を超えたね」と声をかけると、三平は天を指差しながら「(自分を)抜いた、抜いた」「おじいちゃんの地位を狙ってる」と苦笑いしていたのだ。

父親である先代の林家三平のように次から次へと面白いネタを繰り出すところまでは似ているが、話の最後で笑いが起きないと「あれ? みんなの反応がちょっと違うぞ」と急に彼はオドオドした感じになるのは30年前から変わっていないという。若手の頃はそれでも誰かが助けてくれるが、今では三平も50歳を過ぎている。「もう何だかわからない、手に負えない感じ」の話が続く大先輩に、百戦錬磨のハライチもいつものように突っ込むことができなかったようだ。

また伊集院は三平をサポートしただけでなく、「お前やっぱ、話の組み立てが下手だな」としっかりダメ出しもしていた。今回の『ぽかぽか』では林家三平にとってもハライチにとっても、伊集院光が心強い存在だったに違いない。

画像1、2枚目は『林家三平 公式 2023年1月3日付Twitter「いいお正月を迎えました」』『JUNKTBSラジオ) 2023年2月16日付Twitter「【アーカイブ配信(1)】JUNK20周年記念イベント」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび

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