シリアサッカー協会(SFA)は、シリア代表キャプテンであるDFアフマド・アル・サレー(32)に対し、永久追放することを発表した。

問題が起こったのは2月3日に行われたシリアプレミアリーグ第11節のアル・ワスバvsアル・ジャイシュの一戦。アル・サレーは、この試合でレッドカードを出され退場処分となっていた。

しかし、この判定に不服だったアル・サレーは、試合後に審判に対して暴言を吐いただけでなく、蹴りを入れ、唾を吐きかけたと報告。また椅子を蹴り飛ばしたとした。

この事態を重く見たSFAは7日に処分を発表。生涯の出場停止処分という重い決断を下した。

アル・サレーとアル・ジャイシュに対しては罰金も言い渡されたが、これに不服はないという。

アル・サレーは、シリアUAEオマーン、中国、レバノンなどのクラブでプレー。キャリアをスタートさせたアル・ジャイシュには2022年1月に加入していた。

シリア代表ではキャプテンを務め、54試合に出場して2得点を記録。日本代表との試合では、2015年と2017年に2回プレーしたことがあった。


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