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21_21DESIGN SIGHTにて、企画展「The Original」3月3日(金)から6月25日(日)に期間開催中。企画展「The Original」は、21_21DESIGN SIGHTのディレクター・深澤直人、本展ディレクターのデザインジャーナリスト・土田貴宏、本展企画協力の田代かおるの3名が、「オリジナルである=The Original」だと考えるプロダクトを展示している。

企画展「The Original」でSwisspearl社の「LOOP CHAIR」が選出

本展では、3名が議論を重ね、根源的な魅力と世の中に深く影響を与える力をそなえ、「オリジナルである=The Original」と考える約150点のプロダクトを紹介。19世紀後半から現在のものまでを展示し、ひとつひとつのデザインの魅力を問い直している。

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そのThe Originalなプロダクトの一つとしてSwisspearl社の「LOOP CHAIR」がピックアップ。今回選ばれたガーデンチェアLOOP CHAIR」は、1954年にWilly Guhlによってデザインされたガーデンチェアの後継モデルだ。ぎりぎりまで薄く、湾曲したラインは、Swisspearl社のファイバーセメントだから可能な美しいデザインとなっている。主にファサードや屋根に用いる最先端素材であったファイバーセメントを転用して、当時ほとんどなかった一体構造型の椅子を生み出した逸品。現地では、実際に座ってその居心地の良さの体験できる。ぜひ様々な逸品を体感できる本店へ足を運んでみてほしい。

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Swisspearl 1894年に創業した建築資材メーカーです。 当時最先端の素材であったファイバーセメントでの製造を1903年に開始し、 以来ファサード、ルーフ、ガーデン用品等のプロダクトを、スイスを拠点に世界に向け展開しています。 1950年代にはル・コルビュジェ、オスカー・ニーマイヤー、アルヴァ・アアルトといった巨匠達の建築プロジェクトに資材提供で参加していた実力を持ち、 ファイバーセメントにおける技術革新で、彼らのデザインに自由と創造性を与えました。 過去、成分に含まれたアスベストに健康被害があると判明したためヴィンテージ品には注意が必要ですが、94年には全商品のアスベストフリー化が完了しており、 現行品は人工繊維を強度を保つ最小限にとどめスイスで採れる天然素材を用いた環境負荷の低いものとなっています。 ファイバーセメントにおける技術革新で、彼らのデザインに自由と創造性を与えました。
Guhl Chair (Loop Chair)の商品ページはこちら Swisspearl社製品のPickupページはこちら

INFORMATION

企画展「The Original」

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開催日程:2023年3月3日(金)~ 6月25日(日)

 

【21_21 DESIGN SIGHT】

住所:東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン

電話:03-3475-2121

アクセス:都営大江戸線「六本木」駅、東京メトロ日比谷線「六本木」駅、 千代田線乃木坂」駅より徒歩5分

開館時間:10:00 - 19:00(入場は18:30まで)

休館日:火曜日、年末年始、展示替え期間

詳細はこちら

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